「松山千春 『冬の嵐』に思うこと~松山千春 全作品解説360」S3304
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◇更新履歴
V1.0:2015.9.28 初稿
V1.1:2016.1.31 文章を追記
V1.2:2019.8.18 最新エディタにて記事を作成、旧記事と差し替えおよび歌詞の掲載
V1.3:2019.8.23 所有CD画像の掲載
V1.5:2022.2.10 是正
■ 「冬の嵐」編曲者:飛澤宏元
1991年11月1日発売アルバム『純』の9曲目/全10曲)
◆所有CD画像
◆プロモーションCD
◆レコーディングミュージシャン:後日、追記
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. パーカッション:
07. サックス:
08. ストリングス:
◆2016.1.31 夢野旅人
2016年1月25日 千春を見守る会メンバーズミーディング。開演を数時間後に控えた午後。
ホテルのテレビに「これ以上」を歌うリハーサル風景が映った。
それを見たとき。
本番のライブではデビュー当時の歌や代表曲が並ぶのだろう。
でも、それでもいい。
そう思っていました。
ただ当日は雪が舞っていたので、一曲は雪に関した歌は歌ってくれるのではないかとも。
一曲目が「雪」。
千春にとって雪は再生を意味する。
ホテルの窓から見た舞いあがる雪。
その光景とも重なり感動的でした。
「雪」を歌ったので、もう代表的な雪に関する曲以外は歌わないだろう。
そう思っていただけに、~窓をあければ~
と歌いだしたときは静かな驚きと感嘆でした。
弾き語りで歌った「冬の嵐」。
初演という興奮ぬきに、
レコードで聞くバンド演奏よりもすっーと心に染み入ってきた。
愛、恋、友、夢、過去、憧れ。
今日がどうか昨日よりいい日であれ。
逃げ出すよりきっと何かできるはず。
フレーズの言葉、ひとつひとつが心に響きました。
今頃になって、このうたの本来の姿、魅力に気付かせられるなんて・・・。
そんな歌声でした。
◆2015.9.28 夢野旅人
松山千春の全楽曲536曲中(ヴァージョン違い含めず、インストナンバーと、「シバの女王」、「おいら」はカウント)、数%かな、
聞けばわかるものの、タイトルだけでメロディーや歌詞がでない唄がある。
「風の夜」、「永い旅」、「風の夜」、「回想」といった曲です。
みなさんは、これらの唄を、すぐに口ずさめますか。
共通するのは、一度もライブで聞いたことがない唄。
ゆえに自分にとって他の歌に比べと印象が薄いのでしょう。
もちろん、「私の明日には」や「北風の中」、「時代をこえて」など、歌わないことにより、存在感が顕わに名曲もありますが。
「冬の嵐」も、自分は歌いだしの歌詞とメロディーがでてこないときがある。
コンサートで歌ったことはないでしょう。
夜の間に、雪で覆いつくされた無言の街。
今日が昨日よりもよい日であるように。
窓を開け、肩をすぼめながら祈る。
いくつものやり切れぬ思いを瞳に浮かべ思う。
逃げちゃいけない。
きっとまだ何か、できるはず。
愛、 恋、 友、夢、過去、憧れ。
ああ、心に吹き荒れ続ける嵐、冬の嵐よ。
どうか、過ぎ去っておくれ。
と歌う。
熱唱系の唄ではあるしメッセージソングでもある。
コンサートのメニューになってもおかしくはなかった。
リリース時のツアーの本編一部のラストは「今・・・」。
本編ラストは「純-愛する者たちへ-」。
アンコールラストが「微笑」でした。
今考えると、歌えるのは、本編ラスト前の「孤独な心」のところだったのかな。
ライブで聞くことができたら、どう自分の心に響くのか。
聞いてみたい一曲です。
◆歌詞
窓をあければ 夜の間に
雪が街を覆いつくし ただ銀世界
息の白さに 肩をすぼめて
今日が どうか 昨日よりは よい日であれと
愛よ 恋よ 友よ 夢よ 過去よ 憧れ
風よ 過ぎ去れ 心の中で
吹き荒れつづけた 冬の嵐よ
街は静かに 音もたてずに
キラリ キラリ 輝いてる ただ銀世界
やりきれぬ思い 瞳 あふれて
逃げ出すより きっと何か できるはずだと
愛よ 恋よ 友よ
夢よ 過去よ 憧れ
風よ 過ぎ去れ 心の中で
吹き荒れつづけた 冬の嵐よ
風よ 過ぎ去れ 心の中で
吹き荒れつづけた 冬の嵐よ
◆松山千春全作品に思うこと~松山千春全作品解説6~1990-1991
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