「松山千春、2019年春ツアー、3度目の公演中止に思うこと-過去の延期、中止公演-」S6115
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◆更新履歴
V1.0:2019.6.14 初稿 フォーマット画像のみの掲載
V1.1: 2019.6.15 文章を掲載
■松山千春、2019年春ツアー、3度目の公演中止に思うこと-過去の延期、中止公演-
アキレス健断絶等の怪我や、自然災害等を除いて松山千春本人の体調不良によりコンサートを初めて延期したのが、2000年春。
(それよりも前、1989年春 日立市での公演が当時、本人の体調不良ということで中止されたが、後に本人が公言した理由はメンバーおよびスタッフとのトラブルが原因)
今から19年前。 松山千春44歳。
過労による腸閉塞で4/30、5/1の名古屋公演と5/3の三重公演がそれぞれ、7/3、7/4、7/6と延期となった。
◆2000年5月3日→7月6日 三重県文化会館チケット半券
◆2000年5月1日→7月4日 名古屋センチュリーホールチケット半券
そうだ、思い出した。
ちょうど同じ時期、浜田省吾が肉離れをおこして5月2日の四日市公演と名古屋2daysが延期になった。
千春も省吾もどちらもイベンタはサンデーフォークプロモーション。
この年のゴールデンウイーク。
予定では2日の省吾の四日市公演、そして3日の千春の三重公演を観る予定だったが致し方ない。
それよりも、千春の体調。
まだ狭心症を発症する前で腸閉塞ということでそんなそんな危惧することはなかったのだ。
けれど、自分も若かったので、居ても立っても居られず急遽、チケットレスで復帰となる予定だった岩手に飛んだ。
その日のコンサートはとても素晴らしく、千春はピンチに強い普段以上のステージを見せてくれる。
そう思ったものでした。
◆2000年5月5日 岩手県民会館チケット半券
それから8年後の2008年6月25日 大阪で千春が狭心症で倒れた。
春のツアー「我家」。予定本数26本。
6/27の三重と、6/28大垣そして東京、札幌のそれぞれ二日間の計6公演と、20年ぶりの足寄でのふるさとコンサートが中止となった。
これが千春にとって初めての公演中止(アキレス健断裂によって、1988年春→初夏となった四国限定ツアー「憂い」は除く)。
三重と大垣、そして東京、足寄と自分は観る予定でした。
しかも大垣公演は運よく最前列の中央付近で楽しみにしていた。
それが前日かな、友人の連絡を受けて中止を知りました。
狭心症・・・。
その数年間から、当たり前のことが当たり前ではなくなる。
常に一本、一本を大事に、時間が許すのであれば一本でも多く、生身の人間、いつ何が起こるかわからない、覚悟を持って。
と、よく口にしていて、それなりに覚悟を持っていたつもりなのだが、心臓ですからね、流石に心は乱れた。
◆2008年7月8日 足寄町総合体育館チケット
札幌での小田和正の飛び入りゲストを経て、大阪でのやしきたかじんのイベントで復帰したとき。
ほんと安堵しました。
そういえばみんなでお守り買って渡したこともあった。
そんな時期に久しぶりに千春と握手する機会があった。
それまでは強く力を入れてくれる千春だったが弱弱しい印象を受けた。
そして痩せてたし、いつも大きく見えていた千春が、初めて小さく見えた。
ま、それから11年。
いまだに去年、2018年夏の野音の中止に関してはあの時思ったままですが、
◆2018年7月16日 日比谷野外大音楽堂 チケット
食欲不振や、足を痛めたり、自律神経失調症を再発しながらも、何とか無事にやってこられた千春。
それでも自分に油断するなと言いきかせながらも、優に「2020年の遺言」は書き換えられると思っていた。
そしたら今年。
心臓発作だもの。
覚悟していたつもりだったが、また心が乱れた。
そして急性喉頭炎でいわき公演が中止。
大阪初日を乗り切って大丈夫だろうと思ったら、二日目中止。
名古屋はどうだろう、一週間あるしな・・・
と思っていたら早々に名古屋二日間も中止が発表となった。
◆2019年6月17日 名古屋センチュリーホール チケット
今日、歌えるかもしれない、歌えないかもしれない。
その確率でいえば五分五分である。
千春の人生だもの、決めるのは千春。
誰にも止められない、自分はただ祈ることしかできない。
そう決めている自分も、流石にここまでくると本腰入れて休養すべきではないか。
と揺らぐ。
何より、自分もみんなも気にしているのは、喉のことではないだろう。
いや喉は歌い手にとってはとても大事だけど。
千春の心臓(糖尿病にかかわるすべての病)、命なんだろう。
ま、千春自身がわかっていると思う。
それでも千春が望むなら・・・と考えは堂々巡りです。
そして究極の選択が過った。
千春のコンサート、ライブ活動の引退。
僕は、そして皆さんは、千春のライブと千春の命、どちらを選ぶだろう。
いつかそんな時期が来るかもしれない、また来ているのかもしれない、
と思うわけです。
それでも私にできること。
私は毎日、祈り続けます。
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