「松山千春が語った札幌文化芸術劇場hitaruの印象と使用する側が求めるホールの設計」S5792

 

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V1.0:2019.1.05 初稿

 

松山千春が語った札幌文化芸術劇場hitaruの印象と使用する側が求めるホールの設計

 2018.12.30放送 松山千春のON THE RADIO

札幌文化芸術劇場な、hitaru。

 

あれよ、4階席まであってさ。

みんなどうなのか分かんないんだけど、歌っている俺たちの方としてはな、うーん、気の毒だなと思うんだよ。

それと、怖いだろうな、とんでもなく上だからな、それが気になるぐらいだな。

音響とか云々はいいと思いますよ。

 

けど、やっぱり、あそこまですごい遠くに客席を造っていいんもんだろうか。

それと2階3階席もそうなんだけど横の方、あれ幕をしてたんだけど、見切れ席、いわゆるステージが半分ぐらいしか見られない席が出来てしまうわけよ。な、そこにお客さん、やっぱり入れられないじゃないか。

半分しか見られないんじゃな。

それで幕を張ってここには入らないで下さいという形でやらしてもらったんですけどね。


どだいステージ、劇場としてやるときにね、見切れ席が出来るという、その設計方法は如何なものだったのかとつくづく感じるな。

今、まさに全国で新しいホールを造るという方はね、是非やっぱりお客さんの移動などをよく考えてね、あとはイベンター、やつらがな一応、お客さんの立場で、ここはこうしてほしい、ああしてほしいといろんなこと意見は持っているんでね、聞いてもらえれば有難いと思うわな。


せっかく立派でいい音響のね施設を造っても、見られない席があったり、とんでもなく上でね、こっちが見上げなきゃ見えないようながあったり。

これは、これからの課題といえば課題になるんじゃないかなと思いますね。

 

俺も今回、全国を回って思ったのは出来ればワンフロアの席の方がやりやすい。

ただワンフロアになっちゃうとこれ1,500とか、それぐらいが精一杯だから、これ、我々商売とし考えたらね、辛いなというところがあるけどね。


しかし2階、3階、4階とね、あればあるほど、逆に歌う俺のほうが気の毒になと思ったりしますからね。

これからはほんとに会館建てる人達はね、みんなの意見聴いたほうがいいとおもいますよ。

そしてやっぱり、お客さんですよ。

聴きにきてくれるお客さんを第一に考えてくださいよ。

予算がどうだとか、設計はこの人がいいからとかね、そんな問題じゃないですよ。

な、しっかりと造って貰いたいなと思いますけどね。

 

続き

これさ札幌はね、二日間やらせていただきましたけど苫小牧、室蘭、函館な、小樽はね、会館がちょっとあれなんで。 旭川な、そしてなんといっても帯広な、釧路、根室、根室もちょっと会館が・・・。

あのな、ここだけの話だけどよ、ここだけの話ってこれラジオだからな、みんなに聞こえているだけど。


色々俺たち、大道具、小道具あるじゃん。

そしたらな会館によっては吊るすことができない。

な、そういう会館が意外とあるんですよ。

そうすると我々演出効果というか、照明などがね、これちょっと出来ません。

という感じになる。

そういう会館もありえるこは確かに事実です。


 

埼玉県内ね、あちこち会場、コンサートホールありますけどね。

やっぱり小さいところ、どうしても吊るせない。

とかね、あと搬出、搬入が非常に厳しいとかな、そういう会館が多くなりましたからね。

ま、札幌はこれ頑張ったほうちゃ頑張った方だけど、もっと人の意見聞いてりゃね、あんないいところにあってさ。もっとみんなが観やすいようになるんじゃないかな。


これさ、会館やホール、造るほうは、役所であっても民間であってもそうなんだけど、どうしてもオペラ、クラッシックやりたがる人が多いんだよ、結構。

クラッシックの場合はな、迫台、まえにせり出す台があったりして。

十分、みんなからみえるんた゜けど。

我々、コンサートのときは迫台使わないですからね。

それこそ芸術劇場とかね、そうするとほんとあれだよな、我々がコンサートやるのとは違ったミュージカル、多種多様なことをやろうとしてね。

そうやって考えたら、俺たちが一番ないがしろにされているんじゃないか(笑)。

残念だとつくづく思いますけどね。

 

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