「松山千春ツアー初日まで後2日。 ~常識の枠を飛びこえるには~山下達郎と長渕剛ライブでの伝統のクラッカー」S5613
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V1.0:2018.10.16 初稿
■松山千春ツアー初日まで後2日。 ~常識の枠を飛びこえるには~山下達郎と長渕剛ライブでの伝統のクラッカー
山下達郎、1979年1月25日リリースの初のソロシングル「LET'S DANCE BABY」。
長渕剛1985年7月22日リリースのシングル 「勇次」。
それらの曲がコンサートで演奏中、観客がクラッカーで祝福するのが恒例であり風物詩。
「勇次」は、歌詞中の~撃鉄が落とされ~の後に、
「LET'S DANCE BABY」は~心臓に 指鉄砲~の~心臓に~の後のタイミングで鳴らされる。
それぞれレコードにそれらの箇所に効果音が入っているのが発端。
先日の静岡公演で、クラッカーが鳴ったとき、達郎は「こんなに鳴るとは思わなかった」と言った。
各所でコメントを残しており、~心臓に~のしんのタイミングで鳴るクラッカーが多いときは「早いよ(笑)」とか言う。
長渕剛の1986年のツアー「LIVE '86-'87 STAY DREAM」の日本武道館。
7割以上の客がクラッカーを鳴らしていた。
それから現在まで続いている。
80年代後半は、定番化していたとはいえ演奏が、「勇次」付近に差し掛かると係員が慌ただしく客席を見回り見つかると没収された。
それが、いつのころからか、クラッカーにたいする主催者側も容認するようになった。
演奏が近づくと、周囲にクラッカー持っていますか。
持ってなければどうぞというイカした人達も散見される。
主催者が懸念するのは、終演後のゴミだろう。
達郎、剛ファンそれぞれ自分が鳴らしたゴミは持ち帰る。
達郎はホールしかライブをやらないので見受けられないが、剛はアリーナが多い。
すると、一部、散らかっていることもある。
それらを見回って自主的に拾って帰るファンがいる。
そういったファンの気遣い・マナーがそれぞれのライブの伝統・醍醐味を支えてる。
それにしても、レコードに効果音が入っているとはいえ初めて会場でクラッカーを鳴らしたのは誰だろう。
目立ちたいだけだったかも知れないが、さぞ勇気が必要だったろう。
リスクを背負っているから。
アーティストがその場で「いいね、それ」と認めない限り、警備員が飛んできただろう。
周囲の客も疎ましく思った人もあるだろうと。
~常識の枠を飛びこえるには 燃え尽きるほどの愛を~
松山千春の「Message」の歌詞のフレーズではないが、
初めてクラッカーが鳴った日から、ライブでの恒例となり、主催者側も容認するようになるまで、皆の協力が必要だったのだろうと思う。
千春にはクラッカーと言った目立った風物詩はないが、松山千春のコンサートにも、
長年、我々が千春とともに育んだ伝統とマナーがある。
そんなことを先日の達郎のコンサートの終演後、思ったのでした。
初日まで後2日。
楽しみです。
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