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◇更新履歴
V1.0:2015.9.26 初稿
■ 「こもりうた」 編曲者:笛吹利明
1992年9月21日発売アルバム『挫折』の10曲目/全11曲)。
◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
◆2015.9.26 夢野旅人
「子守唄」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12077395046.html 。
表記は違えど、「こもりうた」である。
おやすみの口づけを交わしたら、
僕は、君が眠りにつくまで、子守唄を歌い続ける。
甘く夢の世界のような「子守唄」から12年。
生まれてきた「こもりうた」は、
若いころなら、照れることも、恐れることもなく、なんでもできた。
人は誰でも年老いていく。
僕も例外ではないみたいだ。
淋しくひとり、
子守唄を自分のために歌っている。
誰かに聞かせてあげたい子守唄。
と、まあ12年で状況は一変する。
この唄は11曲目でアルバムのラストナンバー。
10曲目に収められているのが、「夕暮れ時の街」。
夕暮れ時は、街の家々に明かりが灯り、
幸せそうな笑い声が聞こえてくる。
そんな情景を歌っている。
「夕暮れ時の街」と「こもりうた」には意図的に曲間がない。
家族の笑い声と、一人で歌う子守唄。
対照的な構成でアルバムは終わる。
アルバムタイトルの『挫折』に名前負けしない内容である。
自律神経失調症で体調を崩し、入退院を繰り返して、
病院のベットで書いただけのことはあります(自律神経失調症の経緯などは、「挫折」のレビューhttp://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11771173140.html へ)。
再び自分は、ステージに、コンサートツアーはできるのだろうか。
そこまで、精神的に追い詰められたいたというから、
千春にとってこのアルバムは暗く、楽曲もステージであまり歌わない。
でも、いいアルバだと思うのです。
~人は誰でも年老いて ひとりで歌う子守歌~
この「こもりうた」のフレーズ。
今更ながら、
人生を象徴する一句として響くのです。
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