「松山千春 『こもりうた』に思うこと~松山千春 全作品解説359~」S3303/R


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◇更新履歴
V1.0:2015.9.26 初稿

■ 「こもりうた」 編曲者:笛吹利明
1992年9月21日発売アルバム『挫折』の10曲目/全11曲)。


◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:

◆2015.9.26 夢野旅人

「子守唄」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12077395046.html

表記は違えど、「こもりうた」である。


おやすみの口づけを交わしたら、

僕は、君が眠りにつくまで、子守唄を歌い続ける。

甘く夢の世界のような「子守唄」から12年。


生まれてきた「こもりうた」は、

若いころなら、照れることも、恐れることもなく、なんでもできた。

人は誰でも年老いていく。

僕も例外ではないみたいだ。

淋しくひとり、

子守唄を自分のために歌っている。

誰かに聞かせてあげたい子守唄。


と、まあ12年で状況は一変する。


この唄は11曲目でアルバムのラストナンバー。

10曲目に収められているのが、「夕暮れ時の街」。


夕暮れ時は、街の家々に明かりが灯り、

幸せそうな笑い声が聞こえてくる。

そんな情景を歌っている。


「夕暮れ時の街」と「こもりうた」には意図的に曲間がない。

家族の笑い声と、一人で歌う子守唄。

対照的な構成でアルバムは終わる。


アルバムタイトルの『挫折』に名前負けしない内容である。

自律神経失調症で体調を崩し、入退院を繰り返して、

病院のベットで書いただけのことはあります(自律神経失調症の経緯などは、「挫折」のレビューhttp://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11771173140.html へ)。


再び自分は、ステージに、コンサートツアーはできるのだろうか。

そこまで、精神的に追い詰められたいたというから、

千春にとってこのアルバムは暗く、楽曲もステージであまり歌わない。


でも、いいアルバだと思うのです。


~人は誰でも年老いて ひとりで歌う子守歌~

この「こもりうた」のフレーズ。


今更ながら、

人生を象徴する一句として響くのです。


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