「松山千春 『生きている』に思うこと~松山千春 全作品解説350~」S3246
・アーティスト別 LIVE DATA BESE 総合TOP PAGE NF
◇更新履歴
V1.0:2015.9.08 初稿
V1.1:2021.1.13 是正及び歌詞の掲載
V1.2:2021.2.19 記事の追記
V1.3:2023.5.26 追記及び所有CDアルバム画像の掲載、オフィシャル動画・音源のリンク等
■ 「生きている」編曲者:澤近泰輔
2014年11月6日リリースのアルバム『生きている』の6曲目(全10曲中)
・2021年1月25日リリース『弾き語りライブ』DISC2-6曲目
2018年5月20日 荘銀タクト鶴岡(鶴岡市文化会館)での弾き語り音源収録
◆レコーディングミュージシャン(後日、追記予定)
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. ストリングス:
06. ピアノ
◆所有CD画像
◆2023.5.26 夢野旅人
久しぶりに『生きている』のCDを再生しました。
「生きている」
歩みをとめずに 悔いを残さず
歩みをとめずに 向かう明日へ
僕の息づかいは 笑い 涙は
悩みもがきながら 生きている
希望と絶望 くり返す度
優しくなれるさ 強くもなれる
出来ればこの世が おだやかであれ
出来れば誰もが 幸せであれ
思わず泣きました。
ステージを含め、今日の「生きている」が、今まで一番感動した気がします。
◆2021.2.19 夢野旅人
2021.2.14放送「松山千春ON THE RADIO」。
2020年4月19日の放送で、番組のラストにかかって以来、「生きている」が、番組ラストでかかりました。
◆2015.9.8 夢野旅人 (2021.2.19追記)
2015年9月6日放送の、HHK「のど自慢」で「生きている」が弾き語りで歌われたこともあり、この曲が話題だという。
当初自分は、スタンダードに「大空と大地の中で」を歌うとばかり思っていた。
「歩き出してくれないか」や、
「生きて」、
そして、「生きている」。
この3曲が近年、松山千春が伝えたいメッセージの核なんだろう。
特に「生きている」。
2000年代以降、単発のゲスト出演などでよく「egoist:エゴイスト【自己中心主義者】」が選曲されていたが最近はこの歌が多い。
2013年秋のツアーで本編ラスト。
2014年春にはアンコールラスト。
2014年夏の「すすきの祭り」と、「サマーフォークジャンボリーin 群馬」。
そして今年、2015年、紋別「 アコースティック・パーティー」 での弾き語り。
(追記:それ以降では、2016年8月8日、日本武道館、2018年春ツアーでの本編レギュラー)
今、千春が伝えたい歌なのでしょう。
2013年11月6日発売のアルバム『生きている』製作時。
「編曲・プロデューサーの夏目一朗が俺にいうわけ。千春さん、もう才能は枯れ果てた思っていましたが、まだ枯れていなかったんですね」と、そう絶賛したらしい。
「わずかな笑顔」、「まだまだ」そして「生きている」。
この3曲は、期待以上だった。
千春は、メロディーを書き溜めて歌詞を推敲して曲を作り上げるタイプではない。
今、自然と生まれてくる唄を綴ってレコーディングする。
そのとき、一曲にまとめられなかった曲は捨て去るという。
ただ若いころなら、そのやり方でよかったのだろう。
メロディーや歌詞、伝えたいことが湯水のように湧いてきたことだろう。
当時は、アルバム、シングル12曲リリースするのに17,8曲の候補曲があった。
だが今は曲数もスケジュール的にもギリギリ(これでは、プロモーションしょうにも間に合わないだろう)。
オリジナルアルバムのインターバル。
年に2枚でリリースしていた松山千春も3年の一枚のペースとなった。
よほど計画的に、作り上げていかないと、リリースの目途が立たない。なにより過去の名曲を凌駕する曲も生まれない。
そう思っていた。
だけど、時事的、全ての権限をもつ千春は計画的に動くの嫌いでしょう。年2回のツアーは、淡々と積極的にこなしてくれるけど。
ましてや、長期的にプロデュースできる、千春の尻を叩けるスタッフがいるとは思えない。
正直、自分が求めるレベルの楽曲は望めないと思っていた。
アルバムのリリースも、新曲の出来も、奇蹟を祈るような思いに似ていた。
そんな現状で3曲、自分の琴線に響いた曲があった。
夏目一朗が言う通り、まだまだ才能は枯渇していないと思った。
その一曲が、「生きている」。
ラジオでの初O.Aは秋のツアー府中を数日後に控えた10月6日。
ドラマチックなアレンジと歌詞。
~僕の息づかいは 笑い 涙は
悩みもがきながら 生きている~
その頃。
母が、自力でトイレに行くことさえ、ままならなくなった時期。
~希望と絶望 くり返す度
優しくなれるさ 強くもなれる~
この「生きている」と、「わずかな笑顔」。
当時の自分の心にずっと鳴り響いていました。
まだまだ松山千春の才能は枯れてはいないと思った瞬間でした。
◆歌詞及びオフシャル動画・音源
流れる季節も 愛していると
歩みをとめずに 悔いを残さず
歩みをとめずに 向かう明日へ
僕の息づかいは 笑い 涙は
悩みもがきながら 生きている
希望と絶望 くり返す度
優しくなれるさ 強くもなれる
出来ればこの世が おだやかであれ
出来れば誰もが 幸せであれ
人が生きる事は 尊くもあり
罪深いものだと 思うから
僕の息づかいは 笑い 涙は
悩みもがきながら 生きている
◆K. 松山千春全作品(解説)に思うこと ~松山千春 全作品解説11~ インデックス (2010~2017)
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
■N↓現在、以下の検索ランキングにエントリーしています。
よかったら、アクセスして頂けると嬉しいです。
一日一回、ライキングポイントが加算されます。
よろしくお願いいたします。
にほんブログ村
アーティスト・グループ(音楽) ブログランキングへ
---------------------
YUMENO BLOG ~愛のうた:愛した季節の薫り From the 1960s to 2020s Music Diary notebook~ 夢野旅人