「◆2004.8.21～22 長渕剛『桜島オールナイトコンサート』桜島特設ステージ」S3199

「2004年08月21日～22日長渕剛　『SAKURAJIMA ALL NIGHT CONCERT 』桜島野外特設ステージ」S3199

・松山千春 DATA BESE 総合TOP PAGE NF

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◇更新履歴

V1.0：2015.08.19 初稿

V1.1：2017.08.21 チケット半券画像の追加、是正

V1.2：2021.08.21 是正

V1.3：2022.08.21 関連動画をリンク

■2004年08月21日～22日長渕剛『SAKURAJIMA ALL NIGHT CONCERT 』桜島野外特設ステージ

◆チケット半券画像

◆2015年8月19日　夢野旅人

「10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓」まで3日を切りました。

11年前の桜島。　

過去、断片的に書いたものを箇条書きでまとめました。

01. 桜島から8年後に見たライブ映像に思ったこと

あの日の感情と大きく変化していた。
あの日、生で見た桜島は、満足感はなかった。

なのに映像を見たら感動する部分が多々あった。

02. 前夜祭ライブを見て諦めきれなくなった。

病み上がり。

体力の自信がなかった。

桜島は断念しよう。　

そう決めた。

前夜祭であるZepp Tokyoライブを見て諦めよう。

だが、そのライブがよかった。

演奏時間、曲のサイズが原曲とほぼ一緒。

イントロや間奏、アウトロでのくどいリフレインも拳上げの運動もなかった。

歌そのものを、きくことができた。
「マリア」や、「Good-Bye青春」、「-100度の冷たい街」、「孤独なハート」など。

嬉しいナンバーがメニューにあった。

スタンダードサイズでの演奏なら、桜島は、60～80曲は期待できる。
前夜祭を見て、逆に断念できなくなった。
仕舞い込んだ桜島のチケットを探した。

ホテルへ連絡した。

運良くキャンセルされた部屋が取れた。

航空券も空きがあった。

旅費を出すから、付き合ってくれないか。

友人に声をかけたが、ことごとく断られた。

一人で行くことに決めた。

03. 桜島までのアクセスは容易、問題は会場への徒歩20分の移動

桜島のフェリー乗り場から会場まで徒歩20分。

しかし来場者は7万5千人。　

道は人で渋滞。　

空き地に迂回させられ誘導を待つ。

自分は運良く、スムーズに入場できたが、多くの人が会場にたどり着くまで数時間を要した。

会場は、荒地をシャベルカーで耕した場所。

フラットではなく、でこぼこの地でした。

04.　期待を裏切られた一部

当たり前のように遅れる開演時間。

21:23に花火が打ち上げられ、スクリーンの映像が開始されたのが21:35。

1曲目は「勇気の花」。

3曲目まで前夜祭と同じだった。

しかし、曲のサイズは元に戻っていた。

１部からこぶし・大運動会の復活。
「泣いてチンピラ」の世界観に「がんばれニッポン　がんばれニッポン」のリフレインなど。

一部16曲で2時間38分を要した。

期待を裏切られた。

05. さらに萎えさせた休憩1時間

3部構成。

2度一時間弱の休憩。

待ち疲れ。　

長い休憩は見る側にとっては逆効果。

選曲も前夜祭で披露した曲以外目玉はなし。

一部、二部で琴線にふれた歌はなかった。

二部は眠気を振り払うのに必死だった。

体力がなかったせいもある。

集中力が続かない。

二部は「スタンス」以降、あまり記憶がない。

集中力を取り戻したのは3部。

琴線にふれたのは、40曲目の「桜島-SAKURAJIMA-」だった。

41曲目、自分の好きな曲、「何の矛盾もない」。

87年のツアーでの歌声は最高だったのに・・・。

それが、あの日、この曲に思ったことだった。

それでも、「桜島-SAKURAJIMA」→「何の矛盾もない」→ラスト曲の流れは感動した。

06. 「Captain of the ship」。

この一曲をきくためのライブだった。

「何の矛盾もない」の演奏が終わったのが5時46分51秒。
長渕が「倒れるまでやるぞ。行くぞ。最後の歌だ」と叫び、ドラムがカウントしだしたとき確信した。

来る!!

コーラスが、ヨーソローと歌っい出だし瞬間、大歓声に包まれた。
「Captain of the ship」だった。

終演は6時27:58。

よって、「Captain of the ship」の演奏時間は、序章と絶叫の叫びを含くみ41分7秒。
ライブDVDやCDの収録時間は20数分なので、かなり編集割愛されている。

この曲だけは長くていい。

1971年『第3回全日本フォークジャンボリー』で2時間に亘って歌い続けた吉田拓郎の「人間なんて」。

死ぬ気でやるといったのだから、叫び続けろ。

拓郎を超えろ。

そう思った。

あの日、あの場所で、この歌を歌わなけりゃ、いつ歌うんだ。

長渕剛ファンなら誰もがそう思ったに違いない。
「Captain of the ship」だと判った瞬間の歓声は一番の盛り上がりだった。

この一曲をきくために、ここに来たと思った。

07. 6h49分の演奏時間で全42曲、満足感はなかったが、見ることが出来てよかった。
終わってみたら、MCを含んだ総演奏時間は6時間49分で42曲（一曲当たりの演奏時間＝9分45秒）。

満足出来るはずがない。

オールナイトの意味も分からない。

正直、

横浜アリーナなどの会場で、日替わりで2時間半のステージを3日間見たほうが有意義だ。

そう言いながらも、見る価値は勿論あった。
平成の時代に、こんな破天荒なことをやれるシンガーは彼しかいない。

本当にそう思いましたよ。

終演後は、「参加できたということに意義がある」という意識が強かった。

が、映像を見直して、「歴史に残るライブ」だったと、今は思います。

桜島から11年。

三日後に迫った富士山でのオールナイトライブ。

おそらく曲数も、曲のサイズも、唄よりも汗と絶叫、長い長いリフレイン。

オリジナルの世界観をぶち壊すライブアレンジ。

11年前と、さして変わらないのだろう。

せっかく行くのだから、あれこれ考えるのはよそう。

素直に乗っかってしまおう。

そのほうが愉しいもの。

そんな気持ちで行ってきます。

『「◇その1 2015年8月22日～『長渕剛 10万人 ANライヴ』ライブリポート」S3210-1』「2015年8月22日～23日『長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓』ふもとっぱらライブリポートその1」S3210-1 ・松山千…

ameblo.jp

◆時間推移と総演奏時間

・スクリーンの映像が開始してから終演まで、

休憩時間を除くと総演奏時間は6h49分29秒。

21:23:50 花火打ち上げ
21:32:25 客電消灯
21:35:40 スクリーン映像開始
21:42:00 MC

1部 21:35:40～00:14:32 158:52
休憩 00:14:32～01:14:08 -59:36
2部 01:14:08～03:52:22 158:14
休憩 03:52:22～04:45:45 -53:23
3部 04:45:45～06:27:58 102:13

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532:18-122:49=409:29=6h49:29min

◆セットリスト
2004年7月27日桜島前夜祭 Zepp Tokyo　

01. 勇気の花
02. 泣いてチンピラ
03. 孤独なハート
04. 裸足のまんまで
05. 情熱
06. 逆流
07. 待ち合わせの交差点(弾語り)
08. ひざまくら(弾き語り)
09. 夏祭り(弾き語り)
10. おうちへ帰ろう
11. ファイティングポーズ
12. くそったれの人生
13. 傷だらけの青春
14. 勇次
15. LICENSE
EN01
16. とんぼ
17. Good-Bye青春
18. -100度の冷たい街
19. LANIKAI
20. 桜島 -SAKURAJIMA-
EN02
21.マリア