「松山千春 『幸せ(姉貴のために/正式表記不詳)』に思うこと~未発表作品解説11~ V1.1」S3142/R


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◇更新履歴
V1.0:2015.7.24 初稿
V1.1:2016.1.06 記事の追加、タイトルを「姉貴のために」から「幸せ」に修正。

■ 「幸せ(姉貴のために/正式表記不詳)」 編曲者:--
・STVラジオ「サンデージャンボスペシャル」の「千春のひとりうた」で披露。

・2016年1月4日 STVラジオ「オハヨー!ほっかいどう」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12063860981.html にてデモ音源がO.A。


◇ジャンル:家族のうた(女が愛する人を、生まれてくる家族を歌った唄)


◆2016.1.6 夢野旅人
1月4日 STVラジオ「オハヨー!ほっかいどう」にて、1977年STVホールで収録されたデモ音源が流れました。

以下は、ちはペンさんのコメント


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「姉貴のために」=「幸せ」です。

千春本人が曲名を言ってから歌っています。
「ひとりうた」の音源と少しだけ歌詞が違っていて、「少し大きくなった~動くかななんて」の繰り返しがありません。 また、ひとりうたでは2番で「二人の部屋に」と歌っていますが、この音源では「二人の部屋が」になっています。

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デビュー後、足寄で開催した初めてのワンマンコンサートhttp://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12016661709.html

その中のセットリストに「幸せ」があります。

会場と時期を鑑みると、この「幸せ」で間違いないと思います。

◆2015.7.24 夢野旅人

「うちの姉貴、今、妊産婦なんだよね。そんな感じで作った歌」 

と言って、ラジオ「千春のひとりうた」で歌っています。

歌い終わって、「姉貴のために作った歌です」といいステージを降りている。


1975年2月14日。

姉・絵里子(当時24歳)さんが、菊地武光氏(当時24歳)と入籍。

二年後の6月9日に第一子(光里さん)を出産。

絵里子さんが妊娠中のころ。

作って披露した曲である。


ためいきの中で一日が終わる。

あなたの顔にも疲れがみえるわ。

だけど、あなたは、私を労わるように、

明日はいいことがあるよと言ってくれる。


そんな優しいあなたとの暮らしを育むことが、私の夢になる。

小さな二人の部屋に、何度、夕暮れに染まっただろう。

あなたは、君の手料理も上手くなったから、友人を誘うという。

たまにはお酒も楽しんで。


と、結婚間もない男女のささやかな暮らしが描かれている。


そして、


~少し大きくなった私のお腹に

耳をあてて微笑む 動くかいなんて~


~もしも生まれてくる子が女の子だったら

あなたのような人を見つけてあげよう~


と結ばれている。


デビュー前から、

生活に密着した唄を歌っていきたいと話していた千春。

それは40年経った今でも変わらない。


松山千春を振り返るたびいつも関心するのです。


そして、この飾り気のないこの唄、

ささやかではあるけれど、幸福感が溢れるこの唄なとが、

本来、松山千春の核となる唄なのではないのかと。


しかし、それらの唄は、「父へ」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12016535660.html など同様、商業的にそぐわないと判断されるのだろうと。


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