「松山千春 『終わり無き愛』に思うこと~松山千春 全作品解説272~ V1.1」S3010/R


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◇更新履歴

V1.0:2015.5.29 初稿

V1.1:2015.5.30 ミュージシャンを追記

■ 「終わり無き愛」 編曲者:夏目一朗<4:22>
2010年5月12日発売のアルバム『ずうっと一緒』の10曲目(全12曲)。

◆レコーディングミュージシャン
01. ギター(AG):丸山ももたろう
02. ベース:河合徹三
03. ドラムス:島村英二

04. ギター(EG):好永立彦

05. マニピュレーター:米田直之

06. ストリングス:RUSH by TAKASHI KATO

07. ピアノ:夏目一朗


◆2015.5.29 夢野旅人

早朝、お土産の饅頭と、スナック菓子を食べた。

「札幌カリーせんべい カリカリまだある?」。


旨い。


でも、一袋18gで、90Kcalか。 

油断したら、1,000Kcalなんて、すぐじゃんか・・・ね。

でも、どうして、これ、くれたのだろうと思ったら、販売者がYOSHIMIだった。

そう、千春と同郷の友人が起こしたスープカリーのヨシミね。

あ、そういうことか・・・と。


毎回、外さない彼女のお土産。

そんな友人の、最近、千春の唄で突き抜けた一曲に「終わり無き愛」が入るという。


このブログを見て、

自分のことを松山千春マニアだと捉える人もいらっしゃるのでしょう。

けど、楽曲の好みに関しては、さしてマニアックとは思わない。


「ひとりじめ」にしろ、「大いなる愛よ夢よ」も、「凡庸」、「流浪」、「時代をこえて」、「限りある命」、「炎」など、ま、多少の好き嫌いはあれど、長年のファンなら王道というか、誰もが一度は通る道ですもの。

きっと、自分が最近選んだフェイパリット63曲で、戸惑われるのは、「うぬぼれ」と「もうやめさ」、「in the moon light」、「碧い海」、「真夏の一日(A.Verょ)」あたりだろう、最大公約数からほど遠いのは。


自分の好みは、基本、刹那的でスケール感のあるラブソング、

松山千春を、北海道の景色=青空に流れる雲がみえるメッセージソング、

「黄昏」や「風に抱かれて」、「人に生まれて」あたりまでの哀愁感。

女性コーラスやフォーンセッションなど大編成でゴージャースな仕上がりの作品なのでしょう。


仲間内のフェイパリットソングを教えてもらうと、それぞれ嗜好、特色がみえてくる。

そんな中で、一番、マニアックというか、マイノリティーな選曲をするのが彼女だ。


「雨の日曜日」や「白い雪は」、「慕う」、「宗谷岬」、「ひき潮」。

そういった世界観、カラーが好きだという。


「黄昏」、「風に抱かれて」。

似た系統・カラーの唄ではある。

自分はこの2曲が好きだけど、彼女が挙げた上記の楽曲は、まだ深い興味を抱けない。

きっと彼女のほうが、千春のほうが先を行っているんだろなと。


前置きが長くなりましたが、「終わり無き愛」。

彼女は、この曲は松山千春の真骨頂だといった。

「え、あの、オルゴールの音色で始まるやつでしょう」と、あれこれ話していたにも関わらずだ。


翌日、この曲のことを書こうと、歌詞を見ていたのは、「生命の限り」だった。

「終わり無き愛」と、「生命の限り」(TUBEに書き下ろしたのは「この生命の限り」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-12021013233.html )がごちゃ混ぜになっていた。


大丈夫か、俺・・・。

ま、両曲とも聴きこんでいなかったのだろう。

なによりライブで歌われていないもん。


松山千春の真骨頂・・・か。

歌詞を確かめた。


------

つかのまの春は過ぎ去り、いつしか夏の陽射しが降り注ぐ。

やがて秋が、冬をつれて雪を降らし、春の陽射しが雪を溶かす。

雪解け水は、川に流れ、海に注がれ、雲は大地に恵みの雨を降らす。


自然は姿を変えながら循環し、季節は大地に色彩を与えながら、めぐりゆく。

空、海、山、星、雨、雪、風、陽射し。

瞳に映る、身体に感じる全てに生命を感じる。


そして君を愛している。


終わりあるつかの間の人生だけど、

人の愛情は永久に受け継がれていくのだろう。


添い遂げられない君へ愛。

けれど、僕は君を愛している。


自然の輪廻のように。


君を愛している。

-----


僕は、この曲をそう訳しました。

キーワードは、歌詞に出てこないけど、「生命」とも思うのだ。

千春の作品の中では、(オルゴールの音色も含めて)

バイブス的に解釈した稀有な一曲です。


まだ彼女と論議しないと見えない曲であります。

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