「松山千春 『今日限り』に思うこと~松山千春 全作品解説193~」S2811

 

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◇更新履歴

V1.0:2015.1.29 初稿
V1.1:2015.1.30 文章の修正

V1.2:2022.2.11 文章の加筆修正

 

■「今日限り」 編曲者:青木望
1977年6月25日発売のアルバム『君のために作った歌』のLP B面4曲目(CD10曲目/全12曲)


◆レコーディングミュージシャン

(アルバム『君のために作った歌』の参加ミュージャン 「今日限り」のみのクレジットはなし)
01. ドラム:宗台春男、渡嘉敷祐一
02. ギター(AG):金成良悟、石川鷹彦
03. ギター(EG):芳野藤丸
04. ベース:長岡通夫、後藤次利、高水健司
05. キーボード:大原繁仁、大谷和夫、栗林稔

 

◆所有収録CD・アルバム『君のために作った歌』

 

◆所有収録アナログ・アルバム『君のために作った歌』


◆所有収録ミュージックテープ『かざぐるま』

 

◆2014.1.29 夢野旅人(2015.1.30 修正、2022.2.11追記修正)

松山千春のイメージ。
楽天的な性格で、前向き。

不安よりも自信。

 

だが、初期の作品の多くに、

当時、千春抱いていたであろう不安が散見される。

 

「人生の空から」のレビュー(2015.1.17付記事)にある本人のコメントにあるように、

自身の悩みや不安を吹き飛ばすための、千春自身への勇気付けの歌が多い。


~いいわけばかりの毎日に

さよならしたいね今日限り

すなおになれずに生きるのは

もう今日限り ~

この「今日限り」も、20才前後の無垢な青年だった千春が、自身への勇気付けから生まれた歌なのでしょう。

 

それなのに、聴く人の心に言霊となって響く。

それは、うたに対して真っ直ぐからなのだろう。

 

ファーストアルバム『君のために作った歌』。

その中で自分が、フォークソングらしいメッセージを強く感じたのがこの曲でした。

 

バンドでの初演は、1986年春。

日比谷野外音楽堂。

東京のど真ん中で、この歌が風にのって消えていくさまは、いまだに鮮明に記憶に残っています。

 

あれから29年。

 

~静かに 静かに ねむれたら

今日はとっても いい日だね

 

静かに 静かに ねむれたら

明日も必ず いい日だね~

 

千春が二十歳前後で書いた歌詞に、いい年をした自分が今頃になって、痛感していることに、今更ながら脱帽しています。

 

残りの人生。

誰かの、何かのせいにするのは、もうよそう。

 

◆歌詞

静かに 静かに ねむれたら 

今日はとってもいい日だね 

静かに 静かに ねむれたら 

明日も必ず いい日だね 

 

いいわけばかりの毎日に 

さよならしたいね今日限り 

すなおになれずに

生きるのは もう今日限り 

 

静かに 静かに ねむれたら 

考えすぎる事もない 

静かに 静かにねむれたら 

思い悩む事もない 

 

強がりばかりの毎日に 

さよならしたいね今日限り 

何かにおびえて 

生きるのは もう今日限り

 

いいわけばかりの毎日に 

さよならしたいね今日限り 

すなおになれずに

生きるのは もう今日限り 

 

静かに 静かに ねむれたら 

今日はとってもいい日だね 

静かに 静かに ねむれたら 

明日も必ず いい日だね

 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1977-1980 インデックス1

 

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