「松山千春 『La La La』に思うこと~松山千春 全作品解説182~」S2792
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◇更新履歴
V1.0:2015.1.22 初稿
V1.1:2022.3.01 歌詞の掲載、追記、是正
■「La La La」編曲者:夏目一朗
2000年5月10日発売のアルバム『La La La』の11曲目(全12曲)
◇松山千春選曲ベストアルバム『季節の旅人~春・夏・秋・冬~』のDISC2(夏)の12曲目
◆レコーディングミュージシャン:(後日追記)
01. ドラム:
02. ベース:
03. パーカッション:
04. キーボード :
**. ギター(EG):
**. ギター(AG):
**. サックス:
**. プログラミング(打ち込み):
◆2022.3.1 夢野旅人
2022年2月28日「松山千春ON THE RADIO」。
ロシアのウクライナへの侵攻があり、番組はウクライナ情勢について語られ、かかる曲も反戦歌、メッセージソングでした。
自身の曲は、「兵士の詩」と、「最後のチャンス」。
「LaLaLa」はかかりませんでしたが、「兵士の詩」をかける前に下記のコメントがありました。
-----
もし俺が、ウクライナで歌っていたら、きっとギターから銃に持ち替えて、戦っているのかもしれません。
あのぅ、口では何でも言えます。
どんなときでも俺は歌うとかな。
けど、親、きょうだい、親戚、また愛する人たちが命の危機に遭っているときにやはり自分は、銃を選んでしまうのかもしれない。
そんな弱い男だって言われたら、それまでですけど。
松山千春「兵士の詩」。
※前後、全文は別記事にて。
◆2015.1.21-22 夢野旅人
重複しますが、1990年後半、閉塞感が漂っていた松山千春の新譜(制作)に風穴をあけたアルバムが『La La La』だと思うのです。
「悲しいね」のレビュー
で、前作のアルバム『ガリレオ』の印象を書きました。多彩なアプローチの楽曲が並んでいるにも関わらす、惹きつけられるほどの魅力が希薄。
そう感じていた時期だっただけに、『La La La』は会心の一作でした。
そんなアルバムのタイトルナンバー。
~君に伝えたい事 口に出せずにいると
やがてこの世が終り 告げてしまいそうだね~
「愛を奏で」のレビューで、ステレオタイプとモノラルについてふれましたが、
この「La La La」の質感はモノラル。
そのモノラル感が、この歌詞の世界観をより引き出している。
イントロにせよ、楽曲的にも、これまでの千春の作品にはなかったテイストであり、また、それが嵌っている。
~愛を 守る為に 何をしようか~
松山千春流のフォークソング、反戦歌でもあり、ラブソングでもある。
そして、松山千春の存在こそがフォークソングの証のように思えてくる。
この曲などを聴くと、フォークソングをも超越した「愛のうた」にきこえるのです。
◆歌詞
君に伝えたい事 口に出せずにいると
やがてこの世が終り 告げてしまいそうだね
愛を守る為に 何をしようか
ひざまづいて祈る事
銃をかついで戦う
背中を向けて逃げる事
このまま歌を歌うの
LaLaLa LaLaLa LaLaLa
君を愛しているよ たとえどんな時でも
愛は永遠のもの 星のはるかかなたで
愛を守る為に 何をしようか
だひたすら待ち続ける
やられる前にやっつける
泣き叫びすがりつく事
このまま歌を歌うの
LaLaLa LaLaLa LaLaLa
LaLaLa LaLaLa
◆l.松山千春全作品(解説)に思うこと~松山千春 全作品解説9~ インデックス9 (2000~2004)
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YUMENO BLOG ~愛のうた:愛した季節の薫り From the 1960s to 2020s Music Diary notebook~ 夢野旅人