「松山千春 『Happy Birthday』に思うこと～松山千春 全作品解説120～」S2601
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◇更新履歴
V1.0：2014.09.11 初稿
V1.1：2021.12.13 追記
■「Happy Birthday」編曲者：夏目一朗
2002年5月18日発売のアルバム 『egoist：エゴイスト 自己中心主義者』の8曲目（全10曲）
◆レコーディングミュージシャン（後日追記）
01. ドラムス：
02. ギター（AG）：
03. ギター（EG）：
04. ベース：
05. キーボード：
◆所有収録アルバム画像
◆2021.12.13 夢野旅人
「Happy Birthday」が、コンサートでフルコーラス、フルバンドで歌われたのは、リリース時の2002年春のツアーでのイレギュラーのみ。
その後、2016年12月16日の千春61歳の誕生日であった大阪公演(松山千春デビュー40周年記念コンサートツアー2016『松山千春の系譜（秋）』)で、夏目一朗のキーボードのみでワンコーラス歌われています。
◆2014.9.11 夢野旅人(2021.12.13是正)
今日は母の誕生日。
トルコキキョウと薔薇を贈りました。
年齢を重ねると、誕生日などどうでもよくなるものですが、年内、また次の誕生日を迎えられるかどうか、わからない状況であれば、感じ方も変わる。
誕生日を迎えられることは幸せなことです。
今日、誕生日を迎えることができた母。
この一年、辛かったろう、よく頑張ったねという思いと、辛い思いをさせて、ごめんという思いがこみ上げました。
生きていてくれて、十分なことはできないが祝わせてくれてありがとう。
そう思った。
やはり誕生日は特別な日でしょう。
誰もが口ずさんだことのあるであろうバースデーソング、「Happy Birthday to You」(Good Morning to All)。
数多くのミュージャンがバースデーソングを作って歌ってきたけど、あの普遍的な名曲にはかなわないな。
あとは、よく耳にするのがスティーヴィー・ワンダーですかね。
この年になると、なかなか日本の若いミュージャンのバースデーソングは難しいなと。
吉田拓郎の「いくつになってもhappy birthday」のように、
ただ単に恋人の誕生日を祝うのではなく、青春を駆け抜けた同世代への応援歌的な視点で歌ったものとかでないと琴線に響かなくなってきました。
AOR（adult-oriented rock）風な大人向けの仕上がりの松山千春 「Happy Birthday」。
この曲に限ったことではないが「Dancing with me」や「Dancing World」など、
千春の2,000年以降の英語のフレーズのある歌に違和感を覚えてしまう。
それは、僕が固定観念に縛られているせいなのだろうか。松山千春を知らない若い世代なら、違和感を覚えないのだろうか。そう考えてしまう一曲です。
それと、Happy Birthday to Youも、I Love youも、愛しているという意味。ゆえに、切り口の違った歌詞のバースデーソングが聴きたかったなと思うわけです。
とはいえ今日、母を手を握りしめながら、花を見せているあいだ。ずっと、僕がきこえていたのは、千春の「Happy Birthday」でした。
◆歌詞
Happy Birthday Happy Birthday 心から 素直に
Happy Birthday Happy Birthday 愛してる いつでも
この世の 全ては 輝いている
貴方が 生まれた この日を祝う
Happy Birthday Happy Birthday 誰からも好かれる
Happy Birthday Happy Birthday おめでとう 貴方に
優しい 微笑 包み込まれて
貴方が 生まれた この日を祝う
Happy Birthday Happy Birthday 誰からも好かれる
Happy Birthday Happy Birthday おめでとう 貴方に
Happy Birthday Happy Birthday 心から 素直に
Happy Birthday Happy Birthday 愛してる いつでも
◆I. 松山千春全作品（解説）に思うこと～松山千春 全作品解説9～ インデックス9 (2000～2004)
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