「松山千春 『ストリートミュージシャン』に思うこと~松山千春 全作品解説70~ V1.1」S2227/R


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◇更新履歴

V1.0:2014.3.24 初稿
V1.1:2015.5.30 文章を是正、加筆、ミュージシャンの追記


■ 「ストリートミュージシャン」 編曲者:夏目一朗<4:49>

2010年5月12日発売のアルバム『ずうっと一緒』の8曲目/全12曲。


◆レコーディングミュージシャン

01. ギター(AG、GG):丸山ももたろう
02. ウッド・ベース:河合徹三

03. ドラムス: 島村英二

04. マニピュレーター:米田直之

05. ピアノ、アコーディオン:夏目一朗


◆2014.3.24(2015.5.30 文章を是正、加筆) 夢野旅人

2000年10月5日 真駒内アイスアリーナでの「MIX2000 夢のまた夢・・・」のイベント。

この日、宇山基道が初めて松山千春のサポートに参加した。

終演後、彼が路上ライブをやるという。

すすきの交番付近へ差し入れがてら見に行った。


鈴木康博(元・オフコース)のサポートも務めていたプロのミュージシャン。 

だけど、彼の歌声に足を止める人はいなかった。


無名な人間が路上で人を集めることは容易くない。

想いを唄にして、人に伝える。

唄への情熱がなければ、届かないし、続かない。


松山千春の「ストリートミュージシャン」。

デビュー前からラジオ番組に出演していたとはいえ最初は無名のアマチュア。


もちろん、フォーク音楽祭の帯広地区代表となり、ラジオのレギュラー番組のあった千春と、路上で歌う無名のシンガーとでは状況は違う。


だけど、歌うことの情熱、一途な思いは、環境がどうであれ熱情は等しいのだろう。

「ストリートミュージシャン」を聴いて、そう思った。


だけど違和感もある。

~拍手頂き 小銭も頂き
でもね本当は 何も欲しい物はない
街の灯ちらりほらり 君の声よひびけ~

だけど違和感もあった。

健全過ぎるのである。


有名になりたいとか、女にもてたいとか、金持ちになのたいとか。

ギラギラとした、胸に秘めた欲望が感じられない。

ただ歌いたいという純化した思いしか漂ってこない。


そう凡人の自分には感じてしまう。


そこから見えてくるもの。

松山千春の純粋さである。

今でも、

健やかな、唄に対する純化した眼差し持ち続けている。


この曲の違和感に、松山千春の純真な歌心を感じるのです。


~世の中 どう変わろうと 君の声よ ひびけ~


そして、ラストのフレーズは、

ストーリートミューシャンに唄っているだけではなく、

聴く人すべてに向けらているのでしょう。


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