「松山千春 『天国ロック』に思うこと~松山千春 全作品解説33~」S2167/R
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■ 「天国ロック」 編曲者...夏目一朗
1996年6月21日リリースのアルバム『TOUR』の5曲目/全10曲。
□2014.2.25 夢野旅人
2013年11月6日現在、松山千春の作品の編曲を担当した数が120曲と、歴代二番目なのが夏目一朗であるhttp://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11499866359.html 。
そんな彼が初めて手がけた(発表された)作品が、この「天国ロック」である。
リリース時のツアーで男性客から、「天国ロック」のリクエスト」の声がした。
その瞬間、自席近くの女性が、あからさまに「やめてよーー」と声があげた。
ファンの間では、異色というか、際物扱い的に捉われている一曲なのかな。
~巷でこの頃流行ってる 天国ロックを聴いたかい
一度聴いたら 骨の髄まで ハイな気分さ~
~ガキも大人も 老いも若きも 男も女も天国ロック~
~この世の憂さも全て忘れて ハイな気分さ~
~お前も一度 聴いてみな きっと病みつき天国ロック~
現世の天国。
本当の天国ではなくて、身近にある、ひとつ向こうの扉の世界。
この世界は、何をイメージしたものか。
ズバリ言いあてられなかった。
少なくとも、可もなく不可もなくなら、不可のほうが愉しむことのできる自分。
嫌いじゃなかった。
後日、千春が「天国ロック」について語った。
当時、50年目を迎えた(1947年8月15日創立)ストリップ劇場のロック座をイメージしたものだと。
なるほどなと思った。
なかなかな、酔っ払った蓮っ葉じゃあるまいし、女性はストリップ劇場にいく機会はないから分からないと思いますけど・・・。
自分も社会勉強で数回しか行ったことありませんが・・・。
重く厚いストリップ劇場の扉をあけると、そこは別世界。
特等席を陣取るオヤジたち、踊り子達の固定ファン、ショーを盛り上げる熟練したタンバリン担当ファンに、リボン(紙テープと同じように舞台に向かって投げる)担当ファンに、一般客。
よく温泉や旅行で、現実から離れて、忘れて・・・というが、質は違うものの、日常では感じられない別世界が、そこにはあった。
「天国ロック」。
実際、千春が、夏目一朗に「ロック座」をイメージしてと伝えたかどうか知りません。
でも、そんな身近にある、ひとつ向こうの扉の世界観が感じられる曲だと思うわけです。
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