「松山千春 『風の中』に思うこと~松山千春 全作品解説22~」S2147

 

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◇更新履歴

V1.0:2014.02.18 初稿

V1.1:2014.12.21 文章を是正(「~1985春イレギュラーでフルバンド演奏で歌われた~」の一文を追記等)

V1.2:2021.02.03 所有アナログレコード画像及び、歌詞等の掲載

V1.3:2023.10.16 谷村新司さんの訃報をうけて追記

V1.5:2024.03.09 演奏実績の追記


■「風の中」編曲者:青木望

1981年9月21日リリースの11枚目アナログシングル『ふるさと』のB面

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1981年11月21日リリースのシングルコレクションアルバム『起承転結Ⅱ』B面5曲目(CD10曲目)に収録


 ※ 直近の演奏実績

・松山千春コンサート・ツアー1985春「虹のかなた」


◆レコーディングミュージシャン
01. ドラム:
02. ギター(AG):
03. ギター(EG):
04. ベース:
05. キーボード:
06. パーカッション:

07. ブルースハーブ:

 

◆所有収録アナログ・シングル



◆2014.2.18(12.21是正) 夢野旅人

「長い夜」のB面の「わかれ」のレビューを書いてコメントがありましたので、「ふるさと」のB面の「風の中」を。


リリースは1981年9月21日であるが、1977年2月に松山千春にとって初となるラジオの全国放送で弾き語りで、「風の中で」と紹介して歌っている。 その番組はニッポン放送系列「谷村新司のライオン・フォーク・ビレッジ」。 千春にとって初のラジオの全国放送が、谷村新司というのも感慨深い。
 

そのころから、生活に密接した歌を歌っていきたいと語っていた千春。

 

「大空と大地の中で」と「風の中(で)」の弾き語りをスタジオで生で聞いた谷村新司。

純朴たる歌声を聞いた彼は、芸能界に身をおいてその純朴さが淀んてしまうと直感したのか「個人的な意見で申し訳ないけど、松山君は、デビューしないほうがいいのになと思ってしまう」といっていた。
 

それから4年半後。

セールス・人気の観点でいえば第二のピークを迎えた時期にやっと「風の中」が発表された。

歌詞はところどころ変更されていた。

千春の楽曲の中で、曲が出来てからリリースまてのスパンが最も長い一曲だと思われる。

この曲も「わかれ」同様、コンサートで歌われない。

自分が知る限りでは、1985年春にイレギュラーでフルバンド演奏で歌われただけである。

 

この曲も本編の3曲目あたりで歌われると、おっと来るのになと。


~松山君は、デビューしないほうがいいのになと思ってしまう~

 

この曲を口ずさむと、この時代に宿っていた千春の魔法のような声と、谷村新司の言葉を思い出すのです。

 

【追記】

谷村新司さんの訃報が届きました。

2023年10月8日 74歳でお亡くなりました。

お疲れさまでした。

ありがとうございました。

遺されたご家族のご健康をお祈りいたします。

 

◆歌詞及びオフシャル動画・音源

 

あの日君と僕は風の中 

いつか結ばれると夢見てた 

たとえたとえどんなに 

離れても 通い合う心は 

変わらないなんて 

 

風の中で交わした約束 

あれはあれは遠い夢の中 

 

二年二年ぶりに見たけれど 

君は君はとってもきれいだった 

だけど君は白いドレス着て 

僕の手の届かぬ人だった 

 

風の中で交わした口づけ 

あれはあれは遠い夢の中 

 

人の心なんて弱いもの 

そうさ心なんて弱いもの 

あの日君と僕は風の中 

いつか結ばれると夢見てた 

風の中で好きだと叫んだ 

 

あれはあれは遠い夢の中 

夢の中 夢の中


◇松山千春 2024.4.3リリース「友よ」

 

◆松山千春全作品に思うこと~全作品解説1980-1981 インデックス2

 

 

 

 

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