実家に帰って出産する人が多い中、私は帰らないで実母に来てもらい、出産するのを選んだ。
理由は単純だ。
私が高齢出産なこと。
実家の近所の産院が潰れたこと

そして、一番近くの里帰り出産受け入れ病院は、車で30分かかる。
ラッシュ時は、車で1時間以上かかる。
しかも公立病院で評判がイマイチ。
評判の良い私立産院は、里帰り出産は、基本的に初産婦は受付してません、が多い。
ひどいと、高齢出産お断り、と書いてある。
産院不足は否めない。
妊娠初期から通院されてる方で手一杯な実情をホームページで隠さない。
近年、救急搬送でたらい回しにされた妊婦が死ぬニュースもあった。受け入れ病院がないのである。胎児の扱いは難しい。田舎は設備がない総合病院も多い。コウノドリを見た人は解るハズ。赤ちゃん専用のNICU(新生児集中治療室)が無い病院は多い。
最近、産科医になる人が少ないらしい。
激務な上に休めない。お産は初産だと10時間以上かかる。
地方の田舎となると、過疎化も手伝い、出産自体が減ってる中、里帰り出産受け入れるためだけに営業を続けるのはキツイのが現状。
母が里帰りで兄を出産した赤十字病院でも、ぞんざいに扱われ、妹の私は都会(当時は都会に住んでた)で産む方を選んだ。
祖母が飛行機✈ですぐに飛んで来てくれたらしい。
なので、私の母も里帰り出産自体反対だったのだ。
今後、ますます地方の田舎では里帰りを受け入れる病院が少なくなりそう。
帝王切開、となると個人病院では設備が無いから救急搬送が常識だし、都会は、受け入れ先の病院と提携している場合が多い。
田舎はそうはいかない。
多分、2、30年遅れている。
だから、たらい回し事故が起きる。
日本では母子手帳をもらい健診を受けるのが決まっているから、妊婦は全員、かかりつけの産科がある。
にも関わらず、田舎だとたらい回し事故が起きる。
そんなのごめんだ。
晩婚化が進み、高齢出産も増加している中で、難しい出産に対応できる産院は、そう多くない。
高齢だと、血が止まらなくなる人や子宮口が若い子と同じように開かないので、時間も倍かかる人も少なくない。その間、赤ちゃんが産道で酸欠になり、救急搬送になるなど、元々お産は命懸けだが、高齢出産はリスクが高い。
自然、高齢妊婦は、田舎で産むことが出来なくなる時代が来るかもなぁ、と思う日々。