わたしは時々、鏡の前で、乳がんのための触診や観察をしていました
しこりできてないだろうか、エクボはないか?
あったらすぐにいかないと。
と思いながら。
次に書くことがどうかまだ検診を受けたことがない方に届きますように。
もともと、乳がんのしこりは、全てではないが、悪性の小さなカルシウムの塊から始まる。触ってわかるはずもない、小さな米粒程度のカルシウムの塊が乳管にできる。
(癌由来でないカルシウムは、良性です。)
それが乳管を突き破り、組織に浸潤していくとしこり形成となる。
それが触診でわかるようなるには2センチぐらいまでしこりが大きくなった時と言われているようだ。
しかし、その頃になると今度リスクが高くなるのは、
転移。
これがあると、病期ステージがグンとあがる。
ステージが上がると、当然5年、10年生存率は下がる。
手術をうけたらいいじゃない?
転移があると、転移のレベルによっては、その状態ではすぐにはできない時もある。例えば、肝臓などに遠隔転移してしまったステージ4の方は抗がん剤でまずは落ち着かせないといけなくて、いいタイミングがあれば手術のような感じだそうだ。
坂道グループの方で乳がんを治療された方は、自己の触診でビー玉程度の硬いしこりがみつかり、ステージ1の癌と診断されたが、その後の検査でリンパ節転移がみつかり、ステージ3となったそうです。
初期で見つけるのは、触診では厳しい。
と思ったほうがいい。
触診ではわかるはずもないまだ初期の段階で、
マンモグラフィーやエコーなど画像で調べたほうがいい。
と思うのです。
米粒で発見されたらラッキー!!
転移なければ、病期0です。
治療の選択の幅も、体にかかる負担も軽減されます。
それだけではなく、ドクターの判断や病院の設備にも大きく関係するみたいです。
次回はそのへんについて書きたいと思います。