おはようございます
凍えるような待合室から回復用の集中治療室へ通してもらった私と父
たくさんの点滴と喉に管が入った状態の母がまだ寝ていました。
もう麻酔はかけていないから後は起きるのを待っている状態
母の呼吸器は喉が見えずらいらしく(グレード2か3だったと思います)
再挿管は難しいので喉の管を取る時は完全に起きた後
医師が一緒にいる時のみと言われていました。
回復用の病棟は1人の患者に対して1人の看護婦さん
さらに各エリアにボス級看護婦さん
そしてお医者さんチーム(何科なんでしょう?)
手厚い手厚い
私たちが入って行った時は周りの皆さん全員挿管された状態で寝ていました。
周りのベッドの数は6−8個と言った感じ
麻酔から起きた時言葉が通じないとかわいそうだからという事で回復室ではずっと付き添いすることにしていました。
看護婦さんもそうしてくれたら助かると言ってくれていました。
回復する時はゆっくりの人もいれば、いきなり起きて管を抜いちゃう人もいるし、暴れる人もいるという事で
確かに、落ち着いてくださーい!と声かけられないのは大変だよね
しかし待っても待っても母は目を覚ましません
看護婦さんは麻酔も痛み止めも全て止めて起きるのを待っているだけの状態
心臓弁の手術の後は血圧だけは高すぎず低すぎない状態で保たなくてはいけないらしく
待っている間は血圧の上下に一喜一憂と言った感じ
今まで弁が開かなくて一生懸命血を送っていた心臓が今まで通りの力で血を送ってしまうと血圧が高くなってしょうがないので
血圧を下げる点滴を入れていました。
この点滴もその時の血圧と心拍数に合わせて数分単位で調節していました。
そのほかにすごいのが、手術の際術後だけ使う臨時のペースメーカーが入れてあったのです
ペースメーカーの伝導体が心臓に入った状態で術瘡から細い電極が出ていました
その電極は外の本体に接続されていて外部から電気刺激を調節できるんです!
すごーい!!!
しかも抜く時は「針金みたいなものだから引っ張るだけ」
心臓に入っている針金が体の外に出てるってだけですごい
ちなみに術後ってどれくらいで皆さん目が覚めると思いますか?
動物は大体30分以内に管が抜け、そこから2−3時間以内に歩き回れるようになります
ネズミとかの小動物の方が回復は早く、馬とか大きい場合はもうちょっと時間かかるイメージです。
なのでなかなか目を覚まさない母を見つめながら
もしかしてガバッ!と起きるタイプなのじゃないかとハラハラしていました
しかし周りを見ても誰も挿管が抜けている人がいなかったので心配にはなりませんでした。
そういうもんなんだろう雰囲気だったんですね。
ただ一つだけ言いたいのは「今日は目が覚めることはない」って思っているなら最初からそう言って欲しかった
学校が終わった小太郎君も太郎に連れられて面会に来てくれました。
太郎はただただ回復室の設備に目を輝かせていました
小太郎君はバーバに色々と繋がれている管にびっくりして「バーバ電気ないと動かないの?」みたいなこと言っていました
充電しているんじゃないんだけど。。。
手術終わってお薬入れているんだよ!と言ったらわかったようなわからなかったような顔をしてちょっとだけバーバの手を触り
「テレビ見たい!」といつも通りでした
時間も遅かったのでまた太郎は小太郎君を連れて先に帰り
父と私は待つだけ。。。
看護婦さんが2回ほど変わった後に「後どれくらいで目が覚めると思います?もう少しなら待つけど・・・」と声をかけると
え?今日は目覚まさないんじゃないかな?急に起きる人もいますけど・・・って言われたー!!
かなり疲れていたので携帯番号を渡して何かあったら連絡してくださいと言って帰りました
ちなみに回復室内は確か携帯電話の使用禁止だったと思います。
ただ、ネットに繋げないで飛行モードだったら使っても良かったんだったかな。。。
あんまり記憶がありません
母も頑張ったけど、付き添いも体力勝負の1日でした。
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