長男は声をあげて泣きました。
長女はそんな兄を見て、泣くことをぐっとこらえていました。
末っ子は…他の部屋へ走っていきました。
もうすぐ亡くなって1年。
なかなかお線香をあげに実家に帰れなかったのですが、久しぶりに土曜日、3人の子どもを連れて行きました。
お線香をあげに行ったその日の夕方の出来事。子どもたちは2階にいました。
旦那が慌ててリビングに駆け込み、私に、
「白い影が2階に行った!鳥肌鳥肌!
鳥肌が止まらない!」と
「じいじが子どもたち見に行ったんじゃない?」
こんな話は初めてではなく、父親が亡くなってから、旦那はよく不思議体験するんです。
翌週の土曜、長男が部活の自主練で運動公園に陸上部の仲間といました。
そのとき気づいたそうなんですが、長男のラインにじいじという名前が、突然現れたそうです。
「俺、みんなと話してなんか泣きそうになってさぁ…」
長男は話してくれました。
こっそり、長男のラインを覗くと、
「じいじ?」
問いかけのラインしてました。
既読にならず、ライン電話もかけていました。
「じいじが携帯電話を解約してから時間経っているから、他の人がじいじの番号使ったんだよ」
そう、説明したのですが、友だち追加の設定が同じなのに、私と旦那、長女のラインには新しい友だちが追加されない不思議な話。
リレーが大好きで、運動会のリレーだけは、仕事の合間に見にきた父親。
陸上部で選抜リレー選手に、今月、2度連続選ばれた長男。
応援してくれているのだと、勝手に思っています