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書家として写経教室をはじめて、10年が経ちました。茅ヶ崎芙蓉庵とカルチャー(株)上永谷店の開講でした。
先日土曜日、相模大野、湘南台で6名。日曜日は上永谷で3名、相模原カルチャーセンターでは、写経講座に12名。土日で21名、1日で15名入会は久しぶりです。
7年位前に23名の方が「実用書道」の講座に入られたことはありました。今では、何処でも聞く講座名で通信教育にはありましたが、当時無かった「実用書道」の講座を作りました。
納経しながらのお寺巡りは、7年位前に34名で巡っていましたが、チラシが出る直前に女優さんが、鎌倉三十三観音を巡るテレビ番組が放映されたようです。
今回、写経の講座に沢山の方が入会した訳は、何だったんだろうか考えています。
写経ブーム到来?にわかに流行ることもなく、坦々と1200年も続いていると思っています。テレビ番組で有名人が、写経していたとか。あり得るはなしです。最近は、マインドフルネスの語がはんらんしているし、ヨガも形は変われでもどこでもできるようになりました。禅ブームなのでしょうか。
カルチャーセンターの店長から、メールでご連絡をいただきました。
「おかげさまで、13名の体験会ご参加中、9名様の即日入会。3名様の入会予約。をいただきました~中略~ご入会された生徒さんは、今まではただ書けばいいと思っていたけど興味深い話がたくさん聞けて、内容を知った上で書くと、とても知識の幅が広がって良いですね〜とおっしゃってました。」と。
1200年の間に写経するかたの意識が高くなってきた。仏教の馴染みがうすれるなかで、その教理を聞きたい方々増えているのでしょうか。。
私としては「只管写経 修証一等」となれば、出家しなくても在家で生きていけそうなのですが。
禅の心を書や篆刻で伝えることができるかもしれない。
もうすぐ、修論の論題提出をいたします。論文の片隅に在家の書家の一考が論ぜられるくらい探究したいと思う今日です。