大層なタイトルをつけてみたけど…
わたし、ONE PIECEって
すごいなって思うわけです。
平和を知らない子供と
戦争を知らない子供の価値観は違う。
勝者だけが正義。
すごく重いセリフだなと
思うわけです。
日本は戦争をしない国。
だから平和を訴えて
いい国なんだと思ってたけど…
戦争を知らない世代が多くなってきた
平和な国の価値観って
きっとなんの説得力もないんじゃないかな…
平和な日本から見れば
戦争って殺し合いでテロはただの悪で…
でも本人たちはきっと
自国のため、正義のため、平和のため
って本気で思ってるんだよね。
何の罪もない人を巻き込んで
なんて酷い…
人が人を殺していい訳がない。
そんなこと当然だと思ってるけど、
それは平和の中で生きてるから
そう言えるのであって…
これはきっと、平和な国の価値観。
戦時中の国では国のために
命を捨てて特攻するのが名誉だったり。
疫病や天災を鎮めるために
生贄に選ばれることは光栄だったり。
時代や環境や状況や事情によって
簡単に善も悪もかわるんですよね。
その植えついた価値観をかえるのは
かなり難しいことなんやけど、
危険な思想や憎しみはだけは
いとも簡単に受け継がれ、
より濃く深くなっていってしまう。
そこに目的も意思も
なにもない憎悪なんて1番たちが悪い。
これもONE PIECEを読んで
考えさせられたこと。
差別や迫害に苦しむ魚人島で
その憎しみの連鎖を
断ち切ろうとしたオトヒメは
人間を悪として怒り憎むのではなく
そういうことをしているのは
一部の人間なのだと伝え、
自分たちから歩み寄ろうとした。
オトヒメは被害者感情を
何も知らない子供に
植えつけないでと訴えた。
子供たちは
これから自分で見て考えるんだと。
オトヒメはあと少しのところで
凶弾に倒れてしまうんだけど、
自分の子供たちにも
撃ったのがどこの誰であろうと
決して憎まないでと言い遺す。
子供たちはその言いつけを守って
それぞれの戦いを続ける。
もちろん現実では
そうはいかない部分が多くて…
でもやってやり返しての
負の連鎖はそうしないと
断ち切れないんやろうな。
人間の感情は正しさだけじゃ
割り切れへんものやから
本当に難しい問題です。
受け継がれる意思に
悪の芽が入り込まないよう…
平和な国は平和なまま。
平和を求めて
戦いを選んだ国々には
一刻も早い平穏を。
chie.
