珍しく真面目に。。
ずっと書こうと思っていた、
遺伝子組み換え作物について
です。
食の安全シリーズ

今回は、私の中でも最大の関心ごとのひとつ。。
2年半ほど前の、
おもち出産の1ヶ月前のある日
遺伝子組み換え作物(GM)問題をよく知りたいと思い
実家の時から加入している生活クラブで自主上映した映画を観に行きました。。_φ(・_・
「世界が食べられなくなる日」という、遺伝子組み換え・放射能問題に関するフランス
(ジャン=ポール・ジョー監督 2012年)のドキュメンタリー映画を観ました。※ネタバレあり
遺伝子組み換え(GM)作物は、EU諸国に比べて日本では表示規制がまだとても緩く、じつは殆どの加工食品に僅かながら何らかの形で含まれているという、決して他人事でないのが現状だそうです。
GM作物は主に米国などで大豆やトウモロコシなどを低コストで、安易に栽培しようとする大企業が利益優先のために、大量の農薬や除草剤に耐えられるよう組み替えられた種を農家に売りつけて、農薬漬けで栽培させた作物です。または、作物の遺伝子の中に、その作物や葉を害虫が食べたら死んでしまう細菌を入れ込むという組み換えもあるそうです。
それを使用した食品や飼料にした家畜を口にする危険性は、たった3ヶ月間の動物実験でしか検証されていないまま認可され、10年20年と長期間にわたり人間が摂取し続けた結果はいまだ確認されていないのです。
しかし、すでに世界ではGM作物を栽培する農家の人々や輸送や倉庫作業に関わる多くの人々が作物から出る農薬ガスにより甲状腺がんなどに侵され命を亡くし、飼料を食べた牛の大量死産・奇形なども出ている現実がありますが、多くの国家は暗黙で大企業寄りであるためこうした情報は表に出ないということです。真実を報じたマスコミや研究者は消されるのだとか

そこで現在最も長い2年にわたるラット実験をフランスの研究チームが行った結果、GM作物・微量の除草剤入りの水を食べ続けたラットは間もなく次々とオスは腎臓、メスは乳腺などに大きな腫瘍が発症し、殆どのラットが寿命よりも短い期間で死亡しました。。
という衝撃の内容
これは何を意味するのでしょう。
恐ろしくて凍りつきます
松居一代さんじゃないけど、、
日本は遅れてるんですよ
世界の流れに逆行して、現在でも毎年新たな食用、飼料用のGM作物を認定許可し続けている、世界でも最大のGM作物輸入大国らしいです。中には枯葉剤耐性の作物も
そしてその事実を国民に隠すために
表示を甘く、分かりづらくしているのだそうです

醤油、大豆油、コーンフレーク、水飴、異性化液糖、デキストリン、コーン油、菜種油、綿実油、砂糖、、、
これらは表示が不要とされ、
消費者である国民には、知らないまま、
いつの間にか口にしているのですね。
よほど意識を持って、作物の育った土壌や栽培方法、家畜も食べた飼料まで明確なこだわりの高い食品を選んでも
外食やお惣菜、お菓子、もはや完全に摂取しないようにすることは不可能に近い状況です。
これからもし何十年後に健康被害が出始めたら
どうするのでしょうね。。
GM作物は、輸送中や風で花粉や種子がこぼれ、自生してしまったり、元々のオリジナル原種と交配してしまうのを防げないため、
どんどんオリジナル原種が侵略されて、外国では絶滅してしまったオリジナル種もあるそうで、そうなるともう後戻りができないのだそうです。。。。
纏まっていませんが、今日はここまで。
長文おつきあい頂きありがとうございます
次回につづく。。
※参考文献: 株式会社オルタ・ートレードジャパンhpより一部引用あり