経営者が50名ほど集まった社団法人で、面白い意見を言う人に出会った。
曰く、
「日本は完璧な社会主義」だと。
これは、海外の人が日本人と関わりを持った時にしばしば抱く感想であるらしい。
日本は資本主義であるはずだし、それは当たり前のこと。
では、海外の人は日本人のどこに社会主義を感じるのだろう。
そもそも社会主義は、全体の利益の追求のために社会が個を管理するものだ。
まさにこの関係性が日本の企業組織と社員の間に存在している。
会社は組織であって、全体の利益の追求のために存在しているしているのだから、管理は当たり前だろうと思う方も多いだろう。
当然海外も同じだろうと。
そう思ったら要注意。ま
さに社会主義に染まっている証拠らしい。
社会主義が完璧なものとなるのは、そうと気づかせないでその形態を取る時だからだという。
会社組織と社員の関係性に話を戻そう。
結論から話すと、海外の人が日本に社会主義を感じる要因は日本の会社員に「個」が殆どないところにある。
日本人はビジネスの場合、株式会社◯◯の××ですと自己紹介をする。
それを聞いた人はビジネスの相手を誰だと考えるだろうか。
××さんだろうか。
違う。株式会社◯◯である。
××さんは、株式会社◯◯の窓口に過ぎない。
日本の会社が海外に進出したときにしばしば事業が失敗する大きな要因の一つがこれらしい。
会社から出向を命じられ海外に赴任する。そこで新たなビジネスの関係性を設け、3年後くらいに引継ぎをして代わりの要員が赴任する。
日本人は、完璧な引き継ぎをすませたから問題ないと思っている。
けれども、海外のビジネスマンからしたらたまったものではない。
ビジネスの相手が突如いなくなってしまった状態に陥る。
あくまでも、その会社をには所属しているかもしてないが、××さんだからビジネスをしていたのに、それがいなくなれば契約放棄と同じようなものだ。
そんな訳で失敗する。
でも、日本人はなかなか気がつかない。
ただ当たり前のことをしているだけのはずなのだから。
これは何に対しても一緒。
当たり前をまるで疑わない人がなんと多いことか。
テレビ、新聞の言うことは全部正しい。そう思う人がどれだけ多いことか。
最近面白かったのがPM2.5だ。
いかにも空気が悪そうな写真、映像が連日見られた。
皆思っただろう。
中国の空気は本当にひどい。
日本にきたらどうしよう!!と。
一方でどれだけいただろうか。
晴れの日の映像やら写真がメディアにでないことに違和感を感じた人は。
現地(中国)の人に直接聞いてみると、晴れた日は結構遠くまで見えるそうだ(これも主観的なので曖昧ではあるが)
嘘はついていないが、明らかに印象を操作しようという意思が感じ取れる。
インパクトがある方が、テレビのチャンネルも変えないですし。
話を戻します。
今ある当たり前に、疑問を持つ人も少ないし、いたとしても何もアクションを起こさないことが多い。
でも、もし自分の理想があって実現したいのなら、その理想が現在の当たり前ではないのなら、社会主義から一歩はみでないといけない。
それは、回りに合わせることが美徳とされる日本ではとても勇気のいること。
ただ、利己的な理想でないのなら共感してくれる人は絶対に現れる。
アクションを起こしていれば、その出会いは必然。
そんな仲間と生きていきたい。