労働問題って数多あるけれど、その原因の一つがこの就職活動にあると思う。
なんとなくやりがいのありそうな業界を決めて、なんとなくやった方がいいと聞くから業界研究をして、取り敢えずいっぱいエントリーをする。
その中で選考を通過した企業から、就職先を選んで決める。
多くの学生の就活の流れってこのような感じだと思う。
就職活動においては、内定先を確保することがなにより大切。
それこそ、就職先が決まらずに自殺する人がいる程…。
だから、選考ステップでも企業が好む人物像を作り上げる。
当然それは企業側も把握して、演技を見破って、或いは演技も含めて良さそうな人材を選んでいく。
だからこそ、選考ステップを通過するためのマニュアル本が横行しているし、その修得が好まれる。
言うなれば茶番だ。
学生側も嘘で塗り固めるし、企業側も実態を明かさない。
暗黙の了解っていうのがある。ルールってやつだ。これを守らないと、土俵に上がれない。
会社にとって不利な実態を尋ねてはいけないし、「御社が第一志望」でなければならない。
どこの部署に行っても、ポジティブに働けなければならない。
どんな仕事でも、その企業で働いて社会に貢献できることで、やりがいを感じることができるから。
もちろん海外に赴任もしたいし、地方転勤も望むところだ。
その確認にまるで意味はない。
なぜなら、そう答えることがルールとして決まっているから。
企業の実態がわからないまま、互いに嘘を塗り固めて入社する。
当然お互いに不満足なことも多い。
けれども、そこから抜け出すのはなかなか難しい。
企業側は解雇するのがとても難しいし、学生側も新卒ブランドというスペシャルなカードをきってしまったうえに、我慢ができない、持続力がないというレッテルを貼られるので、次以降の就社が難しい。
でも、それが今の当たり前だから、変えるのは難しい。
俺もくどくど書いているけれど、じゃあどうすればいいの?って聞かれても答えがでない。
理想はいくらでも言えるけれど、現実的でない。
なんとかできないかなあ…