幸せとは若干違うのだけど、今日は満足を得る仕組みの話です。
旅行にいった時、買い物をした時、人に物事を頼んだ時、どういう状態なら満足しますか?
逆に、どういう場合に不満足ですか?
全く同じことが起きても、満足しない時はしません。なぜでしょう?
結論からいうと、やる前に期待していた結果との差が、満足を生み出していると思うのです。
だから、過剰な期待を寄せてばかりいると、満足なんてできません。
今の社会の問題の一つはそこにあります。
電車はぴったりにくるのが当たり前。
料理は、同じものを頼んだら、同じものがでてくるのが当たり前。
お客様は神様だから、尽くすのが当たり前。
お客様は神様だから、尽くされるのが当たり前。
以前は当たり前じゃなかったことが当たり前になって、それを享受できないと不満を漏らします。
だから、便利になるにつれて、満足が増えるかというとそうではありません。
「それで当然」の基準が高くなるからです。
一方で、満足させるサービスを提供する側はどうなのでしょうか。
全てとは言えませんが、より多くの満足を生み出そうとして疲弊しています。
値下げ競争なんてまさにそれです。
当たり前の値段より安くなってるから、満足が生み出されて売れます。
でも、先ほど言ったように、それが当たり前になってきます。
そうなると、値下げをしたという結果だけが残って、値段が安いという価値(満足の源泉)は残りません。
値下げをするために、コストカットををして、それが社内の満足度を低下させる要因には十分になり得ます。
誰も得しません。
以前に比べて得をしている人はいるかもしれませんが、それを直接実感する人はいないでしょう。
だから、無いのが当たり前を出発点にして考えられると、とても幸せになれるのではないかと。
そう思います。
それがなかなか難しいんですけどね。