昨日までの続きです
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身の上話のようになってしまうのですが、実は私は離婚歴がありまして、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2011年3月
最初の結婚生活を終えて実家に帰ったとき、またジェスと暮らせることが嬉しくて
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その時すでに17才だったジェス
 
これで最期までちゃんと見送れるな、なんて思っていたのですが
 
 
 
 
そこへ小鉄が現れ、オットと出会い、さらにはこいもちゃんまでやって来て、慌ただしくなり
 
 
住み分けをすることでジェスには不便をさせていたと思います
 
 
だから、私と小鉄が家を出れば、ジェスはまた気兼ねなく2階も行き来して自由にやれるし、と思っていたのに
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そこへ入った、父からの
 
『ジェスが死んだ』
 
という知らせ
 
 
父の見立てでは老衰
 
コタツの中から出てこなくて、様子を見たら、息を引き取っていたんだそうです
 
 
 
 
 
 
翌日駆けつけると
 
 
 
 
 
 
この時、母は不在
 
 
 
 
 
 
 
 
父の指す先にはコタツ
 
 
その上に、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジェスはまるで
 
神さまの元へ返すための
 
贈り物のような
 
綺麗なラッピングが、母の手によってされていました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母が大切に育てたカトレアと、
 
これも母が大切にしていた、おばあちゃんが編んだふわふわのショールに包まれていました
 
 
 
 
 
 
ジェスは、私が幸せになるのを見届けたのでしょう
 
 
そんなタイミングで旅立ったのです
 
 
しかも私は仕事も休んでいるところで、最後のお別れもちゃんとできました
 
 
ジェスは本当に私の深い理解者で、
かけがえのない、私の親友です
 
 
 
 
 
だから、今日のこの記事は、自慢話です
 
私とジェスが、どれだけ仲良しか
 
みんなに自慢したいんです
 
 
 
 
 
そして、
もうひとつの自慢は新しくやってきた、うちの子
 
 
 
 
ジェスの火葬が済んで帰ると、
 
家にはこいもちゃんが待っていてくれて
 
 
 
 
その時、
 
こいもちゃんの存在に、どれだけ助けられたか
 
 
 
 
 
 
ひょっとすると、1階でジェスとこいもちゃんの生活が安定していたのも
ふたりでひみつの引き継ぎが行われていたからなのかもしれません
 
 
 
 
 
 
 
 
(2013年12月)
 
いくぶんふっくらとしてきた頃
よく見ると、ジェスと小鉄を混ぜたような模様をしています
こいもちゃんの名前は、こてつのいもうと、で
こいもちゃんなのです