振り返ると。・・
発病16年。
在宅に切り替えて2年半。
肝臓病の教科書があるとしたら。もしかして教科書どおりの進行じゃない?
と。素人ながらいつも思っておりました。
最終的に肝臓に癌が見つかってちょうど一年。
当初は60歳まで生きられそうもないと、覚悟。
64歳と8ヶ月と17日。十分おまけのついた生涯だと思っています。
なので、doramusume。一週間が過ぎましたが、そんなに落ち込んでもいません。
事務的にはまだ忙しくって。
人が一人死ぬって、コリャ大変。を実感中。
葬儀その他の喪主経験は、初めてではないので、大丈夫ですが、
夫の葬儀は初体験。まぁ~~忙しいっちゃ忙しい。もろもろの連絡がねぇ。。
「家で死にたい」の要望をかなえたはいいけれど、お掃除大変^^:もともと苦手だし^^:
doramusumeにとっての非日常って、掃除の日々の事?な感じ(恥^^;)
なのでブログもそろそろ再開しよう!と。思います。
このブログを書き続けたからこそ、
皆さんが「大変ねぇ。。。」とおっしゃってくださる日々を楽しく乗り切れました。
そもそも表題をかえなくっちゃ?とは思いますが、後回し。
書いておかないと忘れちゃうことを先に記録しようと思っています。
で。ちょっと不謹慎かも?な衝撃のお写真を掲載↓コレ。
私のブログは、肝臓をご自身またはご家族が患っていらっしゃる方が、
「肝性脳症」とか「肝硬変」とかで検索をなさって発見!
?。面白い夫婦がいる!な感じで読んでくださって。
コメントやメッセージを頂いており。
少しは経験がお役にたったかな?と。嬉しく思っています。
何しろ彼の病名「原発性胆汁性肝硬変」は指定難病。
原因不明?治療法もそれぞれのようで。まだまだ研究の余地のある病らしい・・
?ほんと?って。思ってますけど。
そんな難しいことは私には関係なく。
彼の症状で、本当に困っちゃったのが肝性脳症という症状です。
その困ったことはブログにもずいぶん書いた気がします。
なので彼の闘病を思い起こすと、肝性脳症の思い出に最後はたどり着きます。
その困った肝性脳症を救ってくれたのがこの↑写真での紐です。
紐ではなく、コレはコイルなんですけど。。
火葬をするときに、葬儀屋さんにお願いして、
たぶん燃えないから・・ほしいの。。。って。娘とお願いしたのです。
この感情は、たぶん親戚一同。「?」な感じだったと思いますし、ハァ?何を考えている?と。
怒られちゃうかな?って。娘とも事前相談していましたが。
でも。「ままは!欲しいの!」と娘に言ったところ彼女も私の気持ちを汲んでくれ。
まぁ・・彼女も面白がっていたし、どこまでもお気楽な母娘ですけど。
葬儀屋さんに彼女が理由を話してくれました。で。頂いちゃいました。
葬儀屋さんが、火葬場の係りの方に事前にお願いして、準備万端。
まぁ。。田舎の火葬場だから出来ることです。
BRTOという血管をつめるカテーテルの手術。
そのときに彼の血管をつめたコイルです。
このコイルが彼の血管に入って、余分な血管を詰め。
結果、脳症が治まって意識明瞭な日々を過ごせたのです。
初めは、まん丸な感じで焼け残ったのですけれど。(そのお写真。撮り忘れ。)
娘と二人で、こんがらかった紐をほぐしたところ。
しっかり6本。有りました。
私達の生活の質QOLをアップしてくれた恩人のスーパーDRの施術の証拠です。
この紐みたいなコイルが医学的になんていうか?知りませんけど。
このコイルは私の守り神になるから・・お骨は北海道のお寺に納めますけど、
これから先、たまにはこのコイルをみて、人生を振り返るのもいいかな?
って。今のところは思っています。
入れ物は注文中です。
はぁ?。。って。思われる方もいらっしゃるでしょうねぇ。。スミマセン。
前にもご紹介したこの本↓
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肝性脳症の画像診断とその治療 抗菌薬治療への期待と展望 [ 永井英成 ]
2,916円
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この本とともに。私の大切なものです。
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