数年前。大学病院に転院して。

彼の自己免疫性肝炎が原発性胆汁性肝硬変と正式に診断されて。

予後予測なるものが、我が家の会話に普通に出てくるようになりました。

 

早い話が、あとどのくらい生きられるのだろうか?の話を、

本人も交えて。あっけらかんと。深刻にならずに。

元々、我が家は信仰心が厚い家ではなく。

私の家系が、癌家系ではなく、長寿だったのも影響していると思いますが、

命に終わりがあることに対しては、

ある程度の受け入れというか、心の準備?が出来ていると思っています。

 

年を取って痛い思いをして、困った💨と言うよりは、

年を取ればアチコチと不具合が出るのは当然。

誰が言ったか忘れましたが、

入院していたおばあちゃん(どのおばあちゃんか忘れました)

「痛いんだけどねぇ。。こりゃ焼き直さなきゃだめだ!」と、笑っていました。

 

旨い事を言うな!と。思っています。

私も、もっと年を取ったら「痛い」を受け入れられるようになりたいと思っています。

思っているだけで、doramusumeきっと痛いと大騒ぎ💨。するタイプとは思いますけど。

 

大学病院での予後予測の確率。

メイヨークリニックの計算式。

5年生存率が一桁。と言われた時。

彼が、「こりゃダメだ、思いっきり不良債権だ」と。言っていました。

        ⤵彼も私も、初めての仕事が銀行でしたのでねぇ。。

生存率を金融屋が考えると。不良債権になる。

って、まぁ。。その説明が面白く。

私なりに理屈をつけて今日に至っています。

 

不良債権も。資金を貸す銀行側が、ABCと査定するのであって、

借りてる方は不良とは思っていないですよねぇ。。

 

何とかなる!と思って融資を申し込む訳なので、

その後の経営努力とかで、完済できる場合も、まれにあります。

 

病気を例えると、追加融資が治療。様々な対症療法。もちろんお薬の処方。

経営努力が患者側の病に対する節制とかだと思います。

              ⤴薬をきちんと飲むのは勿論。暴飲暴食しないとかね。

 

会社も家庭も同じで、日々の費用が掛かります。

息をしていてもお金が必要な今の世の中。

会社は毎年の決算報告がありますけど、一般家庭にはありません。

なので、よそのお宅の収支など、親子でも世帯が違えばわかりません、。

 

病もそれにちょっと似ていると思います。

入院などをしちゃって明らかに病気!とかが目に見える場合もありますが、

肝臓のように、見た目普通の病気はなかなか他人にはわからないものです。

 

彼の肝臓は、本当に経営努力を重ねた中小企業。

5年は持たないと、銀行側が査定したのですけど。

細々ながら、融資をしてもらって、何とか今日まで。

どうもありがとうなのです。

 

最近。追加融資を断られたっぽい症状がでて、倒産寸前^^;。

そんな感じです。

 

緩和医療は追加融資と言うよりは、

どっちかっていうと、資金を提供する側の経営アドバイスのようなものだと思います。

精一杯のアドバイスと企業努力。

それでどこまでもつか?な感じの彼の肝臓。

そう思います。

 

今日の彼。

今のところ食事には起きてきます。

朝も昼も。一緒に食べました。

食べてる以外は眠っています。

私も一緒にお昼寝をしちゃったので、気が付けば日が陰ってしまいました。

  ⤴昨日はちょいと疲れたdoramusume。

「今日のお風呂はお休みにしましょうね~~」と。言いました。

素直に、「そうだなぁ。。」と。了承。

まぁ~いいかっ❣です。

 

明日はDr了が来てくれます♡。

そういえば昨夜もお電話をくださいました。

本当に適格なアドバイスを頂いています。感謝感謝。