値段シリーズでは無いけれど・・・
「いのちの値段」は飽きたので^^;・・・
今日は「そうぎの値段」
そうぎ?葬儀です。人生の最後の大仕事。
って、よく考えると、大仕事をするのは遺族で、本人は眠っているだけ。。
再びの目覚めは無いけれど。。。
彼は信仰心が全くありません。
私もあるとは言えないですけど、いろいろな宗教的な事に興味はあります。
まぁ。。彼よりはあるという程度です。
先日読んだ。廣橋猛著「素敵なご臨終」の目次から・・・少々引用。。
第1章 大切な人がつらいときあなたがしてあげられること
緩和ケア六つの「誤解」を解く。。
❶ 「安静」の誤解
❷ モルヒネの誤解
❸ 「息苦しさは何をしても楽にならない」という誤解
❹ 「食欲がなくてもがんばって食べるべき」という誤解
❺ 「体がつらいとき、家族は何もできない」という誤解
❻ 「死について話すのは縁起でもない」という誤解
❶~❺もなるほど。。うんうん。そうだよね!。という内容ですが、省略・
❻ の中の説明。。。〇と×。
×体調が悪くなるギリギリまで「死に方」について話さない。
〇本人が納得する「人生の締めくくり方」を事前に確認する。
と目次にあります。
本文では、86歳の食道がんの患者さんのケースが書かれていますし、
私たちの話とは全く違いますけれど、
最後どうする?の話を、しっかり話す事。
が、結果、本人の気分も周りも楽になるっていう風に、私は読みとりました。
そこで、我が家流のご紹介。最後どうする?の話を最近はよくします。
最近、と言うか、・・本当に最近、身近なご葬儀がありました。
彼はお留守番でしたが、私が参列。その報告のお話の流れ。。とも言えます。
彼。「オレの葬式はしなくていいからな!。」
「寺も坊さんもいらない。お経?そんなの知らん。。」と言います。
私。「いや~~気持ちはわかるけどさ。💨💨」
「そう旨く行くかいな?」
彼。「焼くだけでいいよ」
「寺や坊さんを儲けさす必要はないよ」
この「焼くだけでいいよ」発言は私の母もよく言っていました。
まぁ。。母の場合は、生前のすったもんだはいっぱいありましたけど、
究極の最後の最後は、
遠くの施設で、心臓発作で「コロっと」。
なので、本当に、行ったこともない自治体の火葬場で「焼くだけ」で終わったのですけど・・
でもね~~~~骨になって。父も入っている。用意してあったお墓は北海道。
宅急便で送っちゃう?とも思ったくらい。
彼の貧血がひどく、肝臓の代わりに頑張った脾臓が10倍になっちゃって、
ヘモグロビンを壊す壊す💨💨。。
具合が悪く大変な頃でした。2012年の新春です。
年越しは救急車の中でした。
母が亡くなったのは一月の20日。
なので、
頑張って治療して~一緒に北海道へ行こう✈✈。。。を目標に。
彼は脾動脈塞栓療法というカテーテルの手術をしたのです。
おかげさまで、脾臓を7割ほど詰めて小さくする手術は成功、
貧血もいったんは改善されました。
無事に母の納骨も、桜散る5月に済ませることができました。
今思えば、二人とも、飛行機に乗ったのはこれが最後です。
「焼くだけ」から話がそれましたが、
安くあげるのに「焼くだけ」でも、納骨その他費用はいくらでも掛かります。
掛かるというよりは、掛けようと思えば無限に費用は膨らむが正しいかな?
彼の本心。多分ですけど。。。。
「ママにいっぱいお金を残したかったけど、ちょっと(m´・ω・`)m ゴメン…」
「僕は宗教心もないし、どっちかっていうと形式は嫌いだしね」
「僕の葬式にお金を掛ける必要は全くないからね!」
「住むところは確保したからさ、年金と、多少の保険金と、で、なんとか暮らしておくれね~~」
と。いう事だと。思います。
「そうでしょ?」と先ほど、聞きました。
「うん」というお答え。
昨今。世の中「家族葬」という言葉が流行りだし、
お金を掛けないから「家族葬」という風に、伝わっているようですし、コマーシャルも。
でも、ちょっと違うな?と。私は思っています。
葬儀社の勧める「家族葬」は、それなりに喪主の負担があるようです。
家人が亡くなったことを隣近所に伝えないのが「家族葬」な人もいて、
それも違うな?って。思います。
なので、葬式論議。我が家では結構しています。
彼が言うには、
「生ごみでクリーンセンターというわけにはいかないからよ!
葬儀社にお願いして、納棺して、火葬場に運んでもらって、
骨になったら、しばらくこの本棚において置いてくれればいいよ~~」ですって。
私のいつもの反論は、同じです。
「本棚に置くのはいいけどさ、私も骨になった場合、この夫婦の骨。姫が困っちゃうでしょ💨」
と。なるのです。
「じゃさ。砕いて庭にまけばいいよ~~~」と。
「だからさ💨。私が、あなたを砕いてまくのはいいけれど、私の骨はどうするの?
姫に砕かせるの?嫌だっていうよ💨💨」
と。なるのです。
なんとも、結論の出ない話を、いつも延々としています。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪。。
いつもはココまでなのですが、昨日はもう少し進捗がありました。
「葬儀社にさ、生前予約したら?」と言う私に、
「してもいいけどさママがしっかり言えばいいんだよ!」と彼。
いや~~~。言える?私。。その時。。。う~~~ん。自信ありません。まだ。
「君が、僕がこう言っていた!」ってハッキリ言えば、だれも反対しないさ。とも言います彼。
そうでしょかね?・・まだわかりません。
〇本人が納得する「人生の締めくくり方」を事前に確認する の作業。
我が家流。
いまだその最中です。
午前中にDr了の訪問診療があり、今日は血液検査をしました。
次回は何事も無ければ2週間後。結果もその時。
もしかしたら、来週の看護師さんの訪問時にお話があるかもです。
お薬の処方の日だったのですけど、毎回4週分の処方。
今回4週分だと、次々回がなんと元旦。
なので5週分35日分の処方になります。
なんかね。。4週→5週の変更は、嬉しい気がします。