よく考えたら。。彼の場合。
よく考えなくってもですけど。。
一般に言われるような余命宣告は受けたことがありません。
ちょっと危ないというか、危険な状態です!!。
と言われた事は今までに2回あります。
一回目は、利尿剤の飲み方を失敗して、心臓がバクバク。脈拍200💨💨。
救急車を呼んだ時。救急隊員に言われました。
「危険です。県外搬送します。」と。東京の医療センターに搬送。
2016年2月の14日のことです。
二回目は、原因は不明ですが、肝性昏睡。
Dr了に、「お別れの心積もりを。。」と筆談で。。。
2016年11月12日。
このとき、アミノレバンの点滴で復活したものの、
あらぁ。。⤵。。そろそろ限界かな?と。彼が判断。
リビングニーズの申請の為の診断書をお願いしました。
診断書には余命半年と推測する理由を書く欄があります。
Dr了。。まだ。彼と出会って二か月目でしたが、
大学病院からの診療情報も提供されていて、いったん市立病院に入院もしていて、
長年のご経験から判断されたのだと思います。
悩ましいけど。事実だし。。と。
診断書には、「余命半年と推測する理由」も記入する欄があって。
肝硬変のリスクスコアも記入。
今後の欄に「看取りまで支援する方針」と書いてくださいました。
⤴この文言がとても嬉しく心強く思ったのを覚えています。
その後、一年半が経過した頃。
今朝がたも書きましたが、6月に障害年金と難病指定の診断書。
こちらにも、予後予測の記入欄があります。
今までは数年に一回。大学病院のDrにお願いしていました。
「予後予測、数か月から数年」といつも書かれていました。
⤴肝硬変の場合、特に予測は難しいのだと思います。
今回は、三月に癌が見つかったこともあって。。
Dr了「予後予測は三か月から半年」と記入。
その際に、申請が通りやすいかどうかも若干の記入の目安になりますので、
キビシメに書く傾向にあることも説明して下さいました。
ただし、血液検査等の数値はそのままなのは言うまでも無い事です。
そっか。。半年か。。とは思いましたけど、この半年は余命宣告ではありません。
あまり先を見ずに、一月一月。丁寧に暮らしていきましょう~~。と。言う意味。
一度お尋ねしたのです。
「予後予測三か月から半年」が一月経ったとき。
「予後予測二か月から五か月」になるのかしらぁ?って。。
その時のお答えが、「丁寧に暮らす」だったのです。
「こんな回答でいいかな?」とも仰って。。。彼も私も。納得。
人の寿命なんてわかりません。
昨日、ご紹介した本「素敵なご臨終」にも書いてあります。
苦手ですけど、少々抜粋します。
医者の余命宣告が意味すること
ー医者の余命宣告が当たる確率は30%以下。
中略~がん患者の余命三週間以内を的中させるスケールがあり、
これを知ることに意義がある。
PPI(Palliative Prognostic Index)と言う緩和ケアでよく用いられる、
科学的に証明されている予後予測スケールが紹介されています。
癌患者の場合、体力や食事量。呼吸困難やせん妄の有無で、
一定の数値以上になると余命三週間以内の確立が8割になる評価ツールなのだそうです。
トイレに自分で行くことができず、
食事が数口程度しか取れず、
安静にしていても息苦しく、
原因治療が困難なせん妄がある。
このいくつかが適合する場合は余命が三週間以内と言ってほぼ間違いはない。
この時期に抗がん剤の治療は行うべきではないとも書いてあります。
この時期の見極めが、私が思うに大切なんだと。
結果的に双方の準備ができる期間なのだなと。思います。
まだ頑張れる?もう頑張れない?双方に悔いが残らないために、
このことを頭に入れてあるのと無いのでは、違ってくると、思います。
これを読んだとき。思い出したのが。
原発性胆汁性肝硬変と肝生検で病名が確定したとき。
2009年11月26日。
私のブログでは~2016年12月10日に書いた「メイヨークリニックのリスクスコア」
このときのブログを自分で読み返し、
この気持ちと、最近「素敵なご臨終」を読んだときの気持ち。
そんなに変わらないなぁ・・って。思います。
2018-2009=9.
どちらも11月ですので、丸9年です。
ともかく、明日はわからないけど、日々淡々と♬🎵。。
悔いなく生きるのが、いいのではないかな?って。
この9年。長いと思えば長く、あっという間だと思えばあっと言う間です。
何事も、過ぎてしまえば。。過去。
還暦過ぎまで生きたのです。doramusume。
悔いる過去も多々ありますけど、まぁ~いいか♬🎶です。
今日は、午前3時に続けて、更新が2回目となってしまいました。