夫の事は、このブログでは、恥ずかしながら、「彼」と書いています。

 

娘が生まれてからは、ずっとパパと呼んでいました。

最近は。というか娘が嫁に行き、

婿殿の事を、なんと娘は○○〇さんと。姓で呼んでいて。

へぇ~~って、新鮮に感じて、

ならば私もと、

名前の上の二文字にさんを付けて、〇〇さんって。呼んでいます。

さすがに、今更、姓で呼ぶのもなぁ。。と。思いましたの。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪。


ブログを書き始める時は、どおしようかな?って。

少し考えました。

ローマ字変換が簡単なので、彼(kare)になりました。

少し、現実味がない方が、タッチ(筆?)も進む。とも思います。


今日のテーマ。出会いと、あの一言。と言うのは、お医者様の事。


と言うのは、彼が、肝臓の病気で、長い事通院。

一次救急から三次救急まで、いろいろな病院とご縁が出来、

その都度、ご縁の出来た、お医者様も、何人もいらして。と。

どっちかって言うと、「医者&病院ズレ」してしまった私たち。


今はインターネットで、ほとんどのお医者様は、

出身大学から専門まで公開されていて、

場合によっては趣味やご家族までわかります。

もちろん医大の卒年から、ある程度の年齢がわかります。


風邪くらいのお付き合いなら、気にしませんけど、

やはり、難病と名の付く病気の相手をして頂くのですから、

出会いのたびに、彼は、調べています。

 

「それってどうよ?」と娘は言いますが。

私は、彼の気持ちが、よく理解できます。


一度しか言葉を交わさなかったお医者さまから、

数年もお付き合いして頂いているお医者様まで。。。

大きな病院では、講演会もあったりして、

病院名とお名前を入力すると、だいたいのお医者様はヒットします。


こういう書き方は失礼かもですが、

だいたい出身大学のレベルって。。実際ありますし、

校風?も。無くはない。

特に、大学病院の場合、他校のご出身や外国留学経験あるなしとかで、

その大学における地位?みたいな、のも微妙に。。影響っぽ。


どの先生も書かれた、論文は、ほとんどネット上には公開されています。


論文が掲載されることが医者としてレベルが上か?どうなのか?と。

思いますけど、(だいたい医学の論文なんて、私・・読んでもわかりません)

何もネット情報のない優れた先生も、少なからずいらっしゃいますけど、

せめて、年齢と専門分野と、どこの病院で修業して、今があるのか?

とかが、わかると、患者として少々の安心感があるのも否めません。


一昨年春から夏にかけてお医者様。〇と×の出会いがありました。


成り行きで、?。期せずして?・・・

そう、彼の肝臓が固くなって、余分な血管が出来てしまい、

その出来た血管が、プチ・ギネス級。3cm×10㎝・・・

大学病院から、肝臓を専門にしている病院を紹介されました。


有名な先生が執刀して下さり、無事にBRTOと言う手術が出来て、

何年も悩んだ肝性脳症が治まったのは何回か書いています。

私は、後にも先にも、この一度しかお会いしていない先生。

このブログではスーパーDrと呼ばせて頂いています。


あの一言〇」の筆頭格はこのスーパーDrです。二重丸です。花丸です。

 

初めての面談みたいな診察の時。

すでに大学病院からカルテとか資料とかが先に渡っていたので、

彼の病状その他は、既に検討済みで、手術はする方向。

顔見世みたいな?、手術の意思確認みたいな初診外来でした。


大学病院からの、予約で行ったのに、2時間待ち。

普通なら怒ってもいいくらい待たされたあとでしたが、

なんと、彼にも一時間以上の時間を割いて、じっくり対応してくれました。

(話の途中に何回も看護師さんが覗きに来ているのが見えました。


その時に、話の中盤だったかと記憶しますが、

「ところで、○○さん。お仕事は何をしていたの?」とおっしゃったのです。


彼も私も一瞬。「?」。。。

だって、病気になって10年超。

彼は、肝硬変の立派な病人。肝性脳症でヘロヘロ。車椅子に座っての受診です。

病院で、患者以外の対応をされたのは、皆無。

嬉しかったです。

人として、お話をして頂いている。doramusumeは感激しました。


この時の嬉しさ、この一言は、きっとこれから何年たっても忘れないと思います。


×の筆頭も書いておきます。

このBRTOと言う血管を詰める手術の、後遺症の腹水がでてきました。

腹水が出るのは、事前に説明も受けていましたので、覚悟の結果。

なので水分の摂取とか諸々。オシッコを計りながら数か月。

腹水腹水と、気を付けて生活。

病院も大学病院から市立病院へ紹介入院。&入退院を繰り返していました。

「もうやりようが無い」宣言の後です。


退院して自宅にいた夏の夜。日付の変わる頃。

胸が苦しくなってしまった彼。

市立病院の、時間外救急外来に連れて行きました。

簡易の超音波で、胸水があるのを発見。

この時の宿直?のお医者様。ベテランの内科医。


胸水を発見してくれたのはいいのですけど、

この先生。

腹水・胸水は抜くが基本と思っている様子。


ただ、彼の担当ではないので、夜中なので担当のO先生はいないし。

一応入院の手配をしてくれました。この事は感謝しています。


この時の話の流れで、

胸腔腹腔静脈シャントと言う治療法があるよ~な会話。

 

彼も私も、腹水は覚悟していましたが、胸水は初耳状態。

「キョウクウフククウジョウミャクシャント?」な・な・な・・なに???

な時に、一言ボソっと。言ったのです。

「やってみてぇ~なぁ」って。


耳の聞こえの悪いdoramusume聞こえちゃいました。

胸が苦しく、ヘロヘロの彼も。聞こえちゃいました。


その時は二人とも黙っていましたけれど、

あとで、「ねぇ。。やってみてぇ~なぁ・・って言ったよねあの先生」と確認。

思いっきり×な医者の一言でした。

このお医者様、名前も覚えていません。

言われて悔しかったこの一言。出来るなら忘れてしまいたいです。


以上。あの一言〇と×。お医者様編でした。