どんな病気でも体に浮腫みというか水分と言うか。。
血液中の水分の調整が難しくなると利尿剤を処方されるみたいです。
肝硬変の彼の場合。
利尿剤とのお付き合いは長く。。いつからか?。。忘れました。
気が付けば飲んでいた利尿剤。
大学病院で処方されたのが初めてと記憶。
病名が自己免疫性肝炎から原発性胆汁性肝硬変と変わった頃からです。
ラシックス・アルダクトン・サムスカ・ダイアート。
わたしの知っている利尿剤の名前です。
2016年三月末。(もう。。一昨年になるのね^^;)
最後の大きな治療。
余分に出来た血管を通して、体中をぐるぐる回る浄化されない血液からくる肝性脳症。
この、とっても困っちゃう肝性脳症を何とかしたいと、
余分な血管(シャント)を詰める手術BRTOを、
大学病院から紹介された、
スーパードクターがセンター長の、
肝臓病センターがある病院で手術をして頂きました。
何しろ彼の体にできた余分な血管。シャントはギネスもの。
3㎝×10㎝と聞いています。
あんなに悩んだ肝性脳症の完治。
メデタイ!が。。しかし。。
完治したけど。。腹水が溜まってしまい。。
大学病院では「もうやりようが無い」と言われ、「あら!どうしましょう💨」
⤴この宣言は、今思えば、大学病院側の都合だったと思うけど。。
患者側としては、チョット受け取りのニュアンスが違ったと。。思います。
今思えば。「もうやりようが無い=もう先が無い」と思ったわたし。彼も?
その後。在宅緩和医療に切り替えて、
利尿剤を変えて(ラシックスからダイアートに)
腹水に押されて出てきちゃった鼠径ヘルニア。
シャントを詰める手術をした病院に、腹水があると手術は出来ないと言われ、
「でたらおそう」「でたら押す腸」(# ゜Д゜)∂ あ?で安静第一にすごした一年。
利尿剤の微調整をして、昨年の夏場などはダイアート錠はお休みできました。
素人のイメージ的に、在宅緩和医療って。。
「余計な治療はや~めた!」な感じだったのですが、
きめ細やかなケアをしてくださる在宅緩和ケア専門医、Dr了との出会い。
「やりようがあった!」のです。
利尿剤の微調整。。確かに。。病院側としては面倒。←Drとの連絡と言う意味です。
大学病院ではムリかもねぇ。。と。思います。
昨年の春4月5月の記録を見ると👀
体重の基準値を64.5㌔と決め。一日の尿量を見ながら、
以上はダイアート錠1錠+アルダクトン5錠。
以下はダイアート錠0.5錠+アルダクトン4錠。
この微調整が成功?して、夏場7月8月9月はダイアート錠はお休み。
アルダクトン4錠と、脳症の頻発の頃からずっと飲んでいるサムスカ1錠のみ。
彼、、毎年夏場は調子よいのですv(。・ω・。)ィェィ♪
秋口10月頃から少しずつ体重が増え(浮腫みはじめ)
「ダイアート錠。。飲みたい気分」になって0.5錠から復活したのが11月23日。
最初は0.5錠だったのですけど、
いつの間にか1錠が定着。
昨年のケースだと、春先から体重も減って安定。の筈が。。。
今年は三月に鼠径ヘルニアの手術を「調子のよい今がチャンス」と、
一年越しに、
決行。
成功。やったー!。
の。反動で。。体重が66㌔代が定着してしまいました。
ダイアート1錠に対してはアルダクトン5錠。
このアルダクトン錠はカリウム保持の利尿剤なので、
カリウムが溜まりすぎちゃったので、
手術前にアルダクトンだけ減らして現在まで。
多分。鼠径ヘルニアの手術で、反動?後遺症とか副作用とか。
そう言う意味ではないのですけど。反動より影響がシックリするかな?
そうですね、鼠径ヘルニアの手術の影響で、若干の浮腫みが定着。
なので、退院後の体重は66㌔代と65㌔代を行ったり来たりで、
最近は、ちょいちょい67㌔代になります。
彼としては(もちろんDr了も)これ以上の利尿剤ダイアート錠の増加は。。?。。
利尿剤を増加すると、オシッコが出過ぎて、肝性脳症の危険があります。
彼の心の声⤵
「サムスカがなぁ・・もうちょっと飲めるといいのだけれど」です。
サムスカと言う利尿剤。
肝臓病の場合は上限1錠。
心臓病だと、もう少し飲めるらしいです。
⤴コレ。。保険扱いにできるかどうかと言う。
まぁ。。医学的に根拠のある話なのだと、思いますけど。。