毎朝読む新聞小説。
余談ですが。当地は夕刊の配達のない地域。
購読している新聞は、朝夕刊一体型。
2本の小説。続きものを読むという形になります。
現在読売新聞では、
朝刊が黄金夜会(橋本治)
夕刊がよその島(井上荒野)
橋本治氏も井上荒野氏も。。ほかの作品は未読のdoramusume。
今のところは朝刊の続きの方が楽しみっちゃ楽しみです。
夕刊の方は、まぁ。。掲載されているから読む。な感じ。
⤵ たぶん、設定では私と同世代かチョイ上世代。
昨日の、期待していない方の「よその島」 作中の登場人物。「野呂」の言葉?会話?に、
共感しました。
老境の男性。二人の会話。野呂と芳朗。
野呂さんのセリフに、
「最後の一回、ということをこの頃よく考えるよ」とあります。
続けて、
「この先もう二度と銀座のクラブに行かないとしたら、銀座に行った最後の一回というのがあるはずだろう。それはいつだったんだろうなって考えるわけさ。日付は思い出せても、誰と会ったとか何を喋ったとか、案外覚えてなかったりする。だってそのときは、それが最後の一回になるとは思っていなかったわけだからな。そういうのが、けっこうあるんだ、この歳になると。」
話しはもう少し続きますが、転記はメンドウなので^^;ここまで。。
うんうん。。けっこうあるねぇ。。そういうの。。って。
とdoramusume心の声。
野呂さんは続けて言います。
「曖昧な最後の一回に取り囲まれて、”真綿で首を絞められる”っていうのはこういうことじゃあないかって気分になるんだよ」