肝臓の悪い彼。

数度の入院治療。2度の肝生検を行って、

                ⤴肝臓に針を刺して細胞を取って調べる検査。

当初、「自己免疫性肝炎」最終的に「原発性胆汁性肝硬変」と言う病名がついて、

自己免疫性肝炎の診断で障害年金を。

原発性胆汁性肝硬変の診断で、指定難病ににより医療費の減額を。

 

国民皆保険制度があってヨカッタな。

年金制度があってヨカッタな。

と日々、世の中に感謝しております。

 

彼の病名だと、65歳にならないと介護保険の対象にならないので、

介護保険の恩恵は今のところオアズケ。

介護ベットは自費でリースしています。

 

この、お国の支え合う制度。

思いっきり支えて頂いている私が、あーだこ~だ。。も・・どうなの?って。

思いますけれど。。

 

今回の介護報酬と診療報酬の改定だって、

お役所の賢い方々が相談して決めたのだろうけれど。。

なんかな?感が拭えないのは。。私だけ?・・・そんなはずない気がしますけど・・

 

我が家の場合。

今回の私の入院騒ぎで振り回されたのは、

数少ない身うちの。嫁いだ一人娘と彼の2歳上の姉の二人です。

もし、私に兄弟姉妹がいたらって。。ないものねだりではありましたし、

娘も一人じゃなかったらとか。。思わなくもなかったけれど、

いないものはいないので。ともかくこの二人にはお世話になりました。

 

この団地に20年住んで、それなりに顔を合わせばご挨拶する方はたくさんいます。

向こう三軒両隣の方とも、それなりのお付き合いはしています。

私が丸五日いなくっても、

おまけに入院した週はゴミ当番だったのだけれど。

(娘にやってもらったので無事に札はお隣に回せました。)

救急車が来た時。。

幸いなのか?不幸なのか?ご近所は、どなたも気が付かず、

退院後一週間が過ぎました。

 

コレって。。いいのかな?って。少し不安なります。

幸い、少し離れてはいますが、団地内にお一人だけ、

たまにお邪魔してお酒を飲むお友達がいます。

彼女にだけは、病院から、落ち着いてた時にメールをしました。

「こうこうこうでetc」

早速、その日の午後。お見舞いに来てくれたのが嬉しかったです。

彼女とは、20年前の町内会のお仕事絡みで親しくなり、

その後も、この地域で生きて行くのはどうしようか?

などなど、そんなことを話せるお友達です。

 

ヘタに連絡すると「見舞い持ってこい!」になっちゃうと思うし。。

連絡しないと、「水臭い」って思われるかな?とか。。なんていうか。。

そのあたりの兼ね合いがムツカシイと思いました。

 

家族で出来る間は頑張るけれど、「ダメな時はお願いね!」

と、お互いに確認し合いました。

 

彼の病気の事は、長年の救急車騒動もあったり、

入退院を繰り返していたので、結構の方々が、会うと「ご主人いかが?」

と、聞いてくださいます。

じゃあ。。自分が具合悪くなったらどうするの?って。。これは問題です。

 

一応の新興住宅地なので、大都会程ではないけれど、

お隣は何をする人ぞ?の傾向があります。

 

ニッポンの縮図っぽ。

この団地の中に、こういう家族がどの位いるのかな?って。思います。

病気で療養と、高齢で出歩くのが不自由とはチョット違うと思うけれど。

歳を取ると、出来る事がだんだん少なくなる。

我が家はそれをチョットだけ早く体験しているだけ。

 

歳を取ると、発信力が無くなるッポなので、

今のうちに思ったことを発信する練習をしておこう!って思うdaramusumeです。

 

地域で支え合う。・・・ムツカシイ問題です。