肝不全末期の夫。
肝臓は沈黙の臓器。
ギリギリまで我慢する優れもの。
肝炎→肝硬変→肝不全。と、チョットづつチョットづつ。
悪化するっちゃ悪化する。
ガンに侵されない限り、何とか対症療法で頑張れる・・?・・
彼の場合はそうでした。
肝炎の原因は、ウイルスとかアルコールとかいろいろあるので、
その元を、肝炎のうちに叩けば、またそれなりに経過が違う。?のかな?
その原因が不明なのが自己免疫性肝炎。。障害年金の対象になります。
早めに移植をすると言う方法もありますが、
彼は「痛いのはイヤ」なので移植の選択肢は最初から除外しました。
あくまでも、結果のお話ですけれど^^;今日はお金の話。。。
イロイロな対症療法をしながらも「なんとかなる」のが代償期。
⤴この状態ですとまだ働けるので、収入の確保はまぁまぁ出来ました。
何とかしたいけど「体がしんどくて受け付けない状態」が。。非代償期。
⤴こうなると、働けないので。。障害年金の申請をしました。
彼の場合は障害年金に加え、原発性胆汁性肝硬変と、病名が付いたので、
指定難病。医療費負担が途中から楽になりました。ありがたかったです。
ただし。こういう手続きの事は誰も教えてくれません。自分たちで調べました💨💨。
この件に関してだけは、よくやった!とdoramusume自分を褒めています^^;
でも、困った事に、貧乏一直線💨💨。
あくまでも、我が家の場合ですが、・・・
若いころに加入した生命保険。
書き換えもして、(専門用語で転換と言いますが。。)
ともかく、自営業ですので、会社からの補填とか補助は望めないので、
保険だけはしっかりと掛け続けていました。
年間の保険料は多い時で100万円でした。今は25万円まで落としましたけど^^;
入院給付金も手術特約も付けてありましたので、
それなりに、対症療法の費用はなんとか賄えました。
解約しては絶対にダメ!
を基本に、ともかく頑張って保険料だけは工面。
工面たってねぇ。。。
強奪してくるのはムリなので💨💨。。かといって駅前で募金も出来ないので^^;
私の稼ぎだけ。せめて保険料の分は稼がなきゃ!と。。
生活費は、夫婦二人、切りつめて障害年金と今までの蓄えで。。何とか。。
その蓄えも底をつき、・・・
もちろん配当は真っ先に引き出しました。
予定利率の高い頃契約した保険だったので、利回りが良く、
契約者貸し付けを利用しながら、継続しました。
契約者貸し付けの利率は年5.5%です。
100万円借りると年の利息は5万5千円。複利です。
お金って。。100万円ためるのは大変だけど、
収入が途切れた場合。100万円って。。結構すぐになくなります。
それでも、借入をした方が、保険本体を解約して現金を得るより有効。
と、信じて資金繰りの日々でした。
保険を解約しないで、時と場合によって、特約だけ削ったり、保障を減額したり。
貸越金額は1500万円を超え、・・利息だけで年90万円超。
ギリギリまで、借入を繰り返しました。
昨年の11月に、彼・・昏睡しちゃって、
その時は幸いにアミノレバンで復活。でも。。お別れが近いって言う診断。
彼も私も、最後の最後まで頑張るために、もう少しお金は必要。
余命6か月?。。どうだろう?とDr了に相談。
「悩ましいけど。。余命6か月以内。。ありです。。」とのお返事。
ならばと「リビングニーズの診断書」書いて欲しい。とお願い。
「看取りまで支援の方針」と書かれた診断書を書いてくださいました。
?。。と言うより、「残念ですが、6か月は持たないです」の診断でした。
余命の宣告はガンの場合の基準はハッキリしていますが、
肝硬変はなかなか診断が難しい。。
裁判になるケースもあるとネットの情報。
トコロが、申請三日で保険金が下りました。
まぁ・・・昨年は本当に入院手術と一年中病院にいた彼。
入院給付金も通算120日をオーバーしちゃったので、
保険会社のお医者さんも「こりゃダメだ!」と判断したのでしょうねぇ。。
1500万円超の借り入れ金額を精算してもらい、
晴れて、無借金状態に。
少し残った分で今は生活の足しにしています。
その残りも少なくなってきましたが^^;
お金の憂いが無くなったので、彼も安心したのでしょう。。
余命6か月+6か月。経過中(^▽^)/。
この際だからどんどん行こう!💨💨。。
保険金。。詐欺?。。じゃないと。。思います。
憂いが無くなったイコールお金持ちになった!
っていう訳ではないので、残念っちゃ残念ですが💨💨。。まぁ~いいか♬🎶です。
願わくば、来年の今頃も。。こんな感じのブログを書けたらいいなっ!