自己免疫性肝炎→原発性胆汁性肝硬変→肝不全→+鼠経ヘルニア。。

と、長い時間をかけて進化?した彼の病気^^;

 

お世話になった病院も以下のように変遷?(また大げさな^^;転院。。よね^^;)

 

ご近所のクリニック→町立病院→地域の中核病院(A)→ご近所のクリニック→

     ↓

大学病院→町立病院が昇格した市立病院

     ↓       →地域の中核病院(B)     →大学病院→市立病院→

Dr了の在宅緩和ケアクリニック♡

 

その期間。。。14年程?彼の仕事が終わった(辞めた)のが、ちょうど真ん中辺り。

 

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私のお仕事もそれなりに状況に併せて変化。。。転職ネ。。してきました。

 

専業主婦を約10年程(家事&近所付き合い担当社長夫人兼経理事務)

  ↓       ⤵ 約7年厚生年金を掛けました。

契約社員(某、都市銀行の子会社)

  ↓       ⤵ カレコレ6年程。。チマチマと。。それなりに楽しい(^▽^)/

SOHO(主に医療レセプトの入力)

  ↓       ⤵ 半年たちました(^_^)v

SOHO+夕方2時間の食事支援のパート   

 

専業主婦の時代の約10年程は、彼の仕事が順調で、お金も回っていたので、

文句は言えなかったけど。。チョット。。。退屈な?つまらない!かも^^;な生活でした。

 

48歳で、契約社員になって20年ぶりに銀行員の世界に戻り、

厚生年金も健康保険も自分で掛けて、ある意味一人前の扱いが嬉しかったです。

同年代のず~っと銀行員だった方たちと、再会して。。。

役職についている方(女性)は皆さん独身。。

そう~収入は雲泥の差だけど。。どっちがヨカッタのかな?と思った日々です。

 

本当は65歳まで契約更新っていう話だったのですが、

時代です。

リーマンもあったし、東日本大震災もあったし、

で、+彼の肝臓が悲鳴を上げ始めたので、私が55歳の時。辞めました。

 

銀行を止めるチョイ前から。。彼の肝性脳症がポチポチと出現。

SOHO(内職ね)だったから、乗り切れたのだと思います。

 

この、肝性脳症については何度か書いていますが、

・・・・・思い出すと。。。大変っちゃ大変だったけど。。。ちょっとオモシロい経験でした。

彼の場合は、そんなに暴れるでもなかったのが幸いです。

 

年齢が高い場合は「認知症かと思ったら肝性脳症だった」と言う話も聞きます。

彼の場合は、私を妻として認識できたので、そこは助かりました。

 

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この時の彼との対応とか会話のコツが、なんとなく、今、仕事に役立っているのです。

重度知的障害の方々、約30人と毎日お会いしているのですが、

症状は様々で、ほとんどの方が、言葉でのお話はできません。

 

その中に5人~8人程、毎日、私に話しかけてくれる方がいます。

毎日、同じ挨拶と、同じ質問。

 

先輩のベテラン支援員の方には福祉の専門学校を出ている方もいます。

学校じゃ習わなかったのかな?教えないのかな?それとも忙しいからかな?

皆さん。。どっちかって言うと。。無視^^;ていうより。。そもそも話しかけてこないみたいです。

 

毎日、私は、同じ質問にも、それなりに答え、会話を一緒に楽しんでいます。

この支援の仕方が、職業的に正しいのかどうかは?正直のところわかりませんが、

私が楽しく話せれば、相手も楽しい筈だと言う気持ちで接しています。

 

毎日と書きましたが、2時間ですから、本当に一人一人はちょっぴりの時間です。

でも、毎日繰り返すって。。。飽きる人が多いのかな?っと思ったりもします。

 

私。。。飽きません。これはたぶん特技の部類だと、自分でも思います。

SOHOのお仕事でね。時々って言うか年に数回なのですが。。

ずーっと「右@左Tab・時々エンター」って言うファイルがあります。

このファイルが入った時は嬉しくって60分真剣勝負!です。

500円くらいにはなりますが、金額よりず~っと入力が楽しいのです。

まぁ・・・アメーバのスロットゲームみたいな感じです。

 

重度知的障害の方々は「飽きる」と言うより。。。。「さっき話したのを忘れちゃう?」のかな?

と、そんな気がします。

肝性脳症の時の彼も、なんとなくそんな感じで同じことを繰り返していたのです。

 

まぁ。。肝性脳症は本当に様々だし。。後になって思う事が多いし。

そもそも、病気って。。。外科的な事以外は、後にならないと分からない事が多いですよね。

 

肝性脳症は、昔からある病気らしく、戦国武将の小早川秀秋もかかっていたらしいです。

何かの記事で読みました。

関ケ原の際、判断が遅れたのはそれが原因だったとか。。。

 

今は、まだ完全には治らないけど、新薬もできているらしいし、希望はあると思います。

 

私も、彼と肝性脳症に係った経験が、まさかこんな感じで生かされるとは、

悶々としていたころは考えてもいなかったけれど、過ごした時間に無駄は無いと思います。

いい意味での「肝性脳症の副作用」と。。。無理くり理由つけ^^;

まぁ~いいか♬🎶です。