彼が肝臓の病気になって、

いろいろな病院にお世話になって10年以上。

原因のまだわからない、

PCB~原発性胆汁性肝硬変という病名が付いたので、

公費負担のある難病指定だということで、

年に一度、保健所(市役所)に行って、

収入証明はじめ結構な書類をそろえて申請して、

皆様のおかげで、かなり資金面で助かっています。

 

公的扶助が無ければ、高額医療費の請求をしたとしても、

毎年かなりの持ち出しになり、

きっと、我が家は破たんしていたと思いますし、

お金が持つか?命が持つか?だったと、思います。

 

なので、医療費関係の記事には自然と目が向きます。

日本の健康保険制度。ってきっと素晴らしいものなのだと、

ありがたく感じるのは、健康を損ねたからなのかも。。

 

かといって、詳しくは知らない分野なので、

医療費がどんな感じで国家財政に負担をかけているのか?

とっても不勉強な部分があります。

 

なので、人様の意見に反論するほどの理論は、

持ち合わせていません。

 

ですが、今日~ポストインされたチラシに。

市立病院の経営困難の一端は低い診療報酬。。

って。。市長さんも国に要望しているよ~って書いてあって^^;

 

んん?なんか違うなぁ・・・って、ものすごく違和感を感じました。

 

私の住んでいる市は人口25000以下。世帯も10000弱。

田舎町。市立病院があるだけ大したもので^^;

じゃ、いい感じで運営できてるか?って言うと、

そうでもない状態。看護師さんのお給料も安いと聞いています。

 

安いから注射が下手なのか?下手だから安いのか?

鶏と卵ですねぇ( ^ω^)・・・

 

診療報酬の制度も、

ひと月に処方できる点滴の数まで細かく決まってるらしいし。。。

うううう~~~奥が深そう^^;

 

まっ。

もし彼が、あの時病気にならず、あのままずっと稼いでくれていたら、

きっと、還暦の私は、何にも考えないで、

医療費たかいわね~~とか、

国民健康保険料ってなんでこんなに高いの!プン!

って言っていたのだと。。。思います。

 

病は人を謙虚にさせる!かも。