大学病院に通っていた頃は、当然ながら、

彼の病状の変化が第一の関心事でした。

ヘモグロビンの数値。アルブミンの数値。

アンモニアの数値。そう、血液検査の結果がすべて。

 

今~在宅診療を選択して、約半年。

10回超の訪問診療を受けました。

当然電話診療もあるのでそれ以上の回数。

かかる費用は、彼の場合、特定疾病の申請をしているので、

自己負担5000円以外は、Drの交通費1000円/1回 のみ。

保険料を負担してくださっている皆様に感謝です。

 

Drは私たち夫婦より一世代下、娘より一世代上。

 

こうなってくると不思議に、

医療がどうのより、Drの人となりが気になってしまいます。

在宅医療を志すだけあって、お話が上手で、

考えることが筋が通っていて、素敵な方です。

12月は割と症状が落ち着いていたので、

雑談が多く~これもまた、

家に閉じこもり気味の私たちには刺激的でした。

 

今年に入ってからは、点滴とか治療が入ったので、

あまり医療に関係のないお話はしませんでしたが、

それでも、会話を重ねるうちに、

Drの家族構成とか、趣味を聞いたり、

私たちが読んでいる本の話を聞いてくれたり、

医療を施す側対受ける側のみではなくって、

対~人~としてのお話ができる事が、

在宅の良いところだと思います。

 

そうして、病人といえども最後まで自分の意志をもって過ごす事が、

幸せだと思うなって~私の考えです。

彼もそうだねって、たぶん思っていると。。思います。

 

治る病気もあるけれど、どうやっても治らない病気もある。

これを、患者側が、あきらめるのではなく、

もちろん無茶をしないで、節制もして、

だけど楽しく行こうって~しっかり受け止める事って、

もしかして、とても大事な事だと思うのです。

 

それを手助けしてくれるDrに巡り合えた喜びを感じます。

 

少し前から少しずつ体重が増えているのが気になります。

まだ、胸は大丈夫って^^;

今週は金曜日が定期訪問診療の日。

それまで、急変が無いことを祈るのみです。