浮腫みと腹水の違いって?。。

どちらも体内の余分な、

というか正規の場所にいない水分なのだと思います。

いろいろな説明を聞いたり、検索したりもしましたが、

血管内脱水がどうのとか、どうもピンとこなくって、

わたしが、一番ストンと納得したのが、

今~お世話になっている緩和ケアのDrから聞いた次の説明です。

 

腹水~お腹の中の袋状の空間に溜まった水分。

浮腫~体内のスポンジ状の部分が水分を吸収して膨らんでる状態。

どちらも、利尿剤はもちろん、

水分・塩分調整等でなるべく平常になるように、近づけるのが対症療法。

腹水・胸水は最終的に針を刺して抜くことができるけど、

スポンジ状に浮腫んだ状態の足とか手とかは針を刺すことはできない。

血管に水分を戻すようにアルブミン点滴とか利尿剤とかの手立てがある。

わたしには、スポンジの話が一番よくわかりました。

 

手足とかもちろん腹回りとか。要するに太ってくる感じでした。

あくまでもたまる場所は個人差のある状態。

浮腫は、押してみると押した皮膚が戻らない状態。

腹水は超音波等の検査をしないとわからなかったです。

お腹が膨れているからって腹水とは限らない。みたいでした^^;

 

彼の場合、8年程前に、徹夜仕事のあと、

あら~?足がむくんだわね~というのが最初でした。

まだ、自己免疫性肝炎でプレドニンを飲んでいた頃です。

たぶん、まだ代償期だったのだと、~今になって思います。

 

その後、水分・塩分の調整という知識が確立しない状態が少し続き、

処方されるままに利尿剤を飲んでいました。

2回目の肝生検を大学病院で行い、リスクスコアを頂いた頃です。

退院時の栄養指導で、

「なんて言っても塩分は肝臓病にはよくない!」

「味噌汁はこの世に存在しないと思うように!」と

超ジャンボ(要ダイエット)の栄養士さん(失礼!)に、

言われたのを思い出します(笑)

 

もともと、私はあんまりお味噌汁はメニューには出さない方なのですが、

二人とも北国育ち故、やはりお味は濃いほうなのです。

それに、まだあんまり緊急性を感じていなかった頃の栄養指導なので、

「せっかく教えてもらったのに~言う事聞かなくってごめんなさい^^;」

という感じです。

この頃から、もうちっと塩分には気を付けてた方が良かったかなぁ~

とも思いますが、どうなんでしょう?

美味しく頂くって言う事と寿命を延ばすっていう事のバランス。

Drにも~

そう長生きできないのなら好きなものを食べてもいいかと思う。

と言った記憶があります。

Drも~そういう考え方もありますね~と否定はしませんでした。

 

こんな感じで彼の「少々ムクミありの時代」は過ぎていきました。

腹水は今年三月のBRTO術をするまで出現しなかったのが幸いでした。