肝硬変合併症と検索すると。。

食道静脈瘤・腹水・肝性脳症・肝がん。と出てきます。

 

肝硬変には症状の出ない代償期と、

症状の出てくる非代償期があって、

非代償期には、出てきた症状の対症療法が主になる。

 

この説明は、何度も伺いましたし、そのようにしてきました。

浮腫みが出て、貧血になって、

ああ、あの時が非代償期に変換した時なのね。

それが7年前・・大学病院に転院した時なんだなっ。って。

やっぱり、今になって思うのです。

 

食道静脈瘤を心配するから、内視鏡や超音波を定期的に。

そうだったんだ。。と。

検査をするっていうことと、進行を抑えることは別なのに、

わかっているけど、検査をしてなんともないっていうのが、

安心につながったのだけど。・・・

血液検査で貧血傾向だとわかり、どこかで出血?となり、内視鏡。

超音波で、影があると、?ガン化したかな?って。

ラジオ波も一回やりました。

 

彼の場合、貧血の原因が、まず胃からの出血痕。

胃カメラの検査時に出血が確認され、

そのまま、アルゴンプラズマ療法というのをやりました。

早い話が、胃カメラと同時に胃を焼く感じ。

彼曰く~焼肉だ^^;口から煙がでるんだ!ほんとだよ(笑)

 

その後、頼りない肝臓の代わりに脾臓が頑張ってくれて、

頑張りすぎて脾臓が10倍になって^^;と超音波で確認。

脾臓がドンドン赤血球を壊す状態。

脾動脈塞栓療法というのを、行いました。

結果、貧血は改善されました。

ちょっとだけ~一年程でしょうか、

穏やかな日々があったように思います。

 

貧血っていうのは、ヘモグロビンが低いということで、

壊してるか?漏れてるか?作られてないか?の3つ。

なるほど!と、ここでも学習!

とは言いながら実際は、

目の前の検査や異変にオロオロしただけのように思います。

 

その後、再びの貧血になってからは輸血輸血の日々。

胃カメラ・大腸内視鏡は何回も。小腸のカプセルも2回。

出血シンチという放射線?みたいな検査もしました。

最終的に骨髄検査までしたのです。

この間、約2年。でも、出血原因はわかりませんでした。^^;

 

輸血って結構大変な症状の人がする治療って先入観があり。

あの赤い点滴袋を見るたび、

ありゃ~もうダメなの?って思ったものです。

慣れとは恐ろしいもので、

そのうち、輸血がポパイのほうれん草のようになってしまいました。

ちょっとハァハァするな~じゃ病院行って輸血ね~って。

輸血って点滴って時間がかかるのです。大体4~5時間の拘束。

 

外来の診療時間が終わってしまい、救急外来病棟に移動したり、

処置室でスタッフを残業状態にしちゃったり、いろいろありました。

付き添いにもベットが欲しいなってよく思ったものです。