今になって改めて思う事は、肝臓の病気って・・長い・・・本当に長い。

 

先日、訪問診療のDrに改めて今までの経過を説明するために、

10年超の日記を読み返し、治療歴をまとめました。

 

最初に、急性肝炎の疑いありで、市立病院を受診したのが2003年夏。

ちょっと入院して休養になったと言って、普通の生活に戻れました。

 

この頃、ホームドクターに、肝炎って型があるって教えて頂きました。

AとかBとかCとかのウイルス性・お酒の飲みすぎでアルコールとか・・・

で少数派に自己免疫性肝炎。

治療法はそれぞれ違うから、ともかく大きな病院で肝生検が先。と言われ、

重い腰をあげやっと検査をしたのが翌年2004年春。

彼が50歳になろうとする頃でした。

 

結果、肝臓の様子はあまりよくない。

ウイルス性ではない。お酒は飲むけどアルコール性というほどではない。

自己免疫性肝炎と診断されました。

5年から10年で症状が出るだろうと。肝移植を考えたらどうか?と。

10年後はまだ59歳ですよ!って。

 

移植?誰のを?痛いのは嫌!と彼。

え?いくらかかるの?と私。

二人で今後どうするかを、なんとなく話した記憶があります。

結果、移植はしないで、お薬で、できるところまでと決めました。

 

その頃の私の理解というのは、

自己免疫性肝炎って肝臓が花粉症になったみたいな感じ?という、お気楽なものでした。