オーストラリア   タスマニア島
Can Can 1990年8月号税込550円
緒形直人 おがた なおと
1967年9月22日横浜生まれ 血液O型
緒形拳の二男。和光高校卒業後、劇団青年座研究所に入り、1988年、映画『優駿』(東宝系)で役者デビュー。現在(1990年)NHK 大河ドラマ
『翔ぶ如く』ドラマ『予備校ブギ』(TBS 系)に出演中。

『タスマニア物語』は、オーストラリアのタスマニアを舞台に、自然破壊に反対して商社をやめ、タスマニアだけに生息するといわれる、幻のタスマニアタイガーを追い続ける男(田中邦衛)と、彼に会いにひとりやってきた小学校6年の息子、正一(多賀基史)の心の触れあいを描いた作品。

出演は他に、薬師丸ひろ子、かとうかずこなど。直人くんは、中山博もいうもぐりの観光ガイド役で登場する。好天に恵まれて、ロケは順調に進んだが、役者、スタッフともに泣かされたのが、タスマニア特有の強烈な紫外線。気温は北海道並みに、真夏でも25度以上にならないのだが、とにかく陽ざしが強い。さすがの自然児、直人くんも、待ち時間はパラソルの中から出られなかった。


とにかく信じられないくらい広い❗️
「北海道もいいけど、人が少ない分、タスマニアのほうが好きだな」と直人くん。


「オレ、タスマニアってどこにあるのかも知らなかった。でも、この映画見たら、みんな行きたくなるでしょうね」


オーストラリアは昔から来たかったという直人くん。「エアーズロックが見たくてね。あれ見るためだったら、日帰りでもいいって思ってましたよ(笑い)。だから今回は、せっかくここまで来てるのに見に行けなくて悔しい❗」。
(オーストラリアの大陸の、ほぼ中心にあるエアーズロックは 世界最大の一枚岩)

自然が大好きなので、次はカナダとかスイスに行きたいとか。「ハイジの気分もいいかな」

タスマニアはマス釣りでも有名。釣り好きの直人くんもさっそく糸をたらしたが…。

でも、親切なタスマニアの人との触れあいには感激した様子だ。
「言葉ですか?いやあ、オーストラリアの人の英語は、ちょっとナマリが強くてねェ。ハハハハ❗️」

タスマニアでは、マネージャー氏とふたりで自炊も。サラマンカ通りで毎土曜の朝開かれる青空市で、名物のハチミツを購入。
「パンにつけて食べるとウマイですよ。」
なお、夜は9時過ぎまで明るいので、夕方からゴルフというぜいたくも味わった。