
明星ヘアカタログ1990年3月
工藤静香 まねしたいね、静香ヘア
’90年も静香ちゃんのヘアスタイルに注目


1988年1月
12月2日にソロ、セカンドシングル
『アゲイン』(キャニオン)をリリースしたばかりのころのヘアスタイル。髪を伸ばしはじめて半年以上たったセミロングスタイルです。まだサイドにレイヤーが入っていますね。サイドからバックにかけて毛先はラウンドにカットされています。ふっくらとした顔にセミロングのヘアスタイルがキュート。まだまだ、デビューしたばかりのあどけなさが残っていましたね。口紅もピンク系が多かったみたい。

1988年5月
さらにロングになって、ぐっと女らしくなりました。まだサイドからトップにかけてレイヤーが残っています。このころから前髪を薄く下ろし、レイヤー部分はトップにボリュームを出すスタイルに。「ヘア・カタ」読者のみんなが憧れたヘアスタイルの原型ができあがった時期でした。

1988年9月
7月に初めてのソロコンサート「静香 はじめの一歩」を行ったころ。同じ時期に、カネボウのキャンペーンガールも決定、キャンペーンソングに使われた『MUGO・ん・・・色っぽい』
(キャニオン)は大ヒット。人気とともに編集部には「静香ちゃんみたいにブロウするにはどうしたらいいの」という質問が殺到。「カットとかブロウというよりも髪質の問題だと思うよ。まねしても同じにはならないよ。みんな、自分に合うヘアスタイルを探してほしいな」なんて、流行に左右されない彼女らしい答えが。サイドのレイヤーも長くなってナチュラル感のあるストレートヘアでした。

1989年3月
突然、内巻きヘアにしたいと思いたってサイドの髪を切ってしまいました。もちろん自分でカット。ちょうど『恋一夜』(キャニオン)を12月28日にリリースしたばかり。そのジャケット写真も、こんな内巻きカールのスタイル。トップの髪は外巻きにカールブラシでブロウ、サイドは前方に引っぱるようにしながら内巻きにブロウします。顔のまわりをふちどるような、ふんわりしたカールがすてきですね。

1989年5月
二度目の「ヘア・カタ」の表紙では、切ったばかりのサイドの髪を外巻きにカール。いままではバックに流すようにしていたサイドの髪をカールして、はなやかなイメージに。トップも分け目をはっきりつけずラフに。トップの髪全体をバックに流すようにしていました。このころは髪がよく抜けて髪が薄くなっちゃうんじゃないかって悩んでいました。でも、それもとりこし苦労だったみたい。
