
Can Can 1990年8月税込550円
ダンディートーク 東山紀之ゲスト鴻上尚史
こうがみ・しょうじ1958年8月2日、愛媛県生まれ。獅子座、血液B型。早稲田大学法学部在学中の1981年に、『朝日のような夕日をつれて』で劇団第三舞台を旗揚げ。以来、劇団主宰者、脚本家、演出家として活躍中。

鴻上 「ずっと芸能界に憧れていたんですか?」
東山 「いや、あまり興味はなかったんです。ただ、踊るのが楽しかったから。」
鴻上 「どうしてジャニーズを選んだの?」
東山 「そこらへんは複雑なんです(笑)」
鴻上 「躍り始めてから何年ですか。」
東山 「13年になりますね。」

鴻上 「芸能界というものはもう8年ですって?」
東山 「少年隊を結成してからは9年で、その前を合わせるともう11年ですね。」

鴻上 「そんなに続いたのは楽しかったから?。」
東山 「そうですね、楽しかったです。」
鴻上 「事務所のタレントは何人くらい(笑)」
東山 「20~30人ぐらいかな。」
鴻上 「えっ、そんなに少ない。だって公募してくるコたちはすごい数でしょう。なんて、これじゃまったく対談になっていない(笑)さて、どういう話をしましょうか。」

ベンチで話しこむふたりに、「何かポーズをお願いします」と、カメラマンの指示が飛ぶ。
「じゃ、ボクが動きます」ヒガシがスッと立ち上がる。「申し訳ない。あっ、ボクも何かやりますよ」ベンチの両サイドで次々と繰り広げられるポーズ合戦はスタッフに大ウケ。ふたりともさすが〝見せる〟ことのプロである。だがポーズを取りながらも、話に熱中し続けている。

ヒガシのアフタートーク
よく話に聞くけど、自分で芝居の演出をする人や映画の監督さんは、そのおもしろをわかっちゃうとそこから抜けられないんだって。

鴻上さんもドップリ浸かっている感じだよね。自分が好きなこともやりたいことも、全部芝居や映画につながっているでしょう。…
…ずっとお仕事をしたいって憧れていたかただから、とてもうれしい。頑張ります。