先日観た映画「エスケイプ・フロム・トゥモロー」の感想。


アメリカのカリフォルニア州とフロリダ州にある某有名テーマパーク内で無許可でゲリラ撮影された映像を元に製作された、ブラックなファンタジー。会社をクビになり、現実逃避のために家族を連れてテーマパークへやってきた中年男が悪夢のような出来事に遭遇するさまを描く。2013年のサンダンス映画祭で上映され、話題を呼んだ1作。

無許可でディズニーランド内をゲリラ撮影した問題作という話題性に興味本位で観に行きました。
ゲリラ撮影とは思えない撮影、しっかりしたフレームや構図などや映像とバラバラの音声を丹念につなぎ合わせたという編集には頭が下がります。技術が凄かっただけに、それを使って表現されたものは残念な内容。
おじさんの妄想の世界?現実逃避から?おじさんみんなの深層心理?夢の国で男の人が妄想する世界。その妄想の境界線は何処だろう?端から妄想なのか夢を見ているのか夢を見させられているのか?何を伝えたい作品なのかさっぱり分かりません。ちょっと私には理解出来ませんでした。
先日観た映画「トランスフォーマー ロストエイジ」の感想。


日本のおもちゃをモチーフに、様々な姿・形に変形できる金属生命体トランスフォーマーの活躍を描くSFアクションのシリーズ第4弾。恐竜のような新たな形態に変身できるトランスフォーマーも登場する。アクション作に定評のあるマイケル・ベイが前3作に引き続きメガホンを握り、「テッド」のマーク・ウォールバーグが主演を務める。

キャストを一新してスタートを切った「トランスフォーマー」は、新シリーズ第1作ということもあり、多数の新キャラクターたちが壮絶に戦うアクションてんこ盛り、彼らが繰り広げるいくつものドラマを錯綜させてスケール大きく描いています。だからその分、新登場のキャラクターの中には、その背景が掴めず、キャラクター同士の相関関係も不明なため、途中頭が混乱してしまう場面もありました。マイケル・ベイ監督らしく、最新VFX技術を取り入れつつも、リアルさに拘ったケレンミのない映像はより洗練されています。オートボットをはじめとしたトランスフォーマーたちはより進化したデザインとなり、観ていてワクワクしました。
本作品で監督の描きたかったところはドラマパートにあると思います。家族のドラマ、地球人のために命懸けで戦ったのに裏切られ、迫害されたオートボットたちと人間とのドラマ。これらのドラマは、夫々が何らかの経緯で心身共に痛手を負っている中、次々と襲い来る絶体絶命のピンチを潜り抜け、その戦いの中で仲間と結束し、絆を取り戻していく様が感動的でした。ただ、マイケル・ベイ監督のサービス精神旺盛というか、描きたいことがいっぱいあるという思いの強さか、1つの作品に様々なことを盛り込み過ぎてお腹いっぱい!