望んだ妊娠・出産ではあったけれど、「おかあさん」になったら、いままで築き上げてきた自分が変わってしまうような気がして、すごく抵抗があった。
そんな中始まった、わからないことだらけの初めての育児。どうすればいいの!?の連続で、目を離したらどうなるかわからない子どもを、とにかく生かすことに精一杯だった。なのに、いままでの自分も保とうとしたりもして、心と身体(現実)がバラバラだった。
だからなのか、上の子どもは育児という戦場を一緒に生きてきた戦友みたいな感じがする。
そんな日々の中、子どもに関する書類の保護者欄に何度も自分の名前を書き、子ども関連で出会う人からは「おかあさん」や「○○ちゃんのママ」と呼ばれ、じわじわと外堀から自分がこの子の親であることに馴染まされてきた頃、二人目を意識するようになった。
まだ「わたしはおかあさん」として100パーセント振る舞えないかもしれないけれど、なんとなく二人目がいてもいいんじゃないかなと思ったからだ。
運よく二人目も無事産まれ、1年半が経ったいま、わたしは自分が「おかあさん」であることを受け入れることができたように思う。
わたしは二人の子どものおかあさんになったけれど、それまでの自分の好きなものなどは変わらないし、自分はどこまでも自分だということに気づいたから。
だからいま、とても自由な気分がしている。