7月3日函館1R、小倉1R出走馬の新馬戦メモ | ウマブロbyアミュレット

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ということで、今開催から競馬場が函館、福島、小倉に替わり夏競馬の雰囲気を楽しみたいが……結局家でTV観戦は続く。

馬券をだらだら買いがちになるので、そこは気をつけないと。

ってことで、2歳未勝利戦出走馬の新馬戦はどんなだったかの振り返りです。

 

まずは函館1R芝1200m出走馬から。

 

1番プラソン……前走は6月12日札幌5R芝1200mで5番人気6着。勝ち馬はカイカノキセキ。

ゲートを出たら内のオーシンプラスに激しく寄られて外のダイチスマイルにぶつかったもののすぐに戻ってスイスイと前に行き外に出して2番手のリブラソラチネの外に並びかけて4コーナーを外外で回り頑張っていたものの直線は同馬よりも内から次々と抜けてきて気がついたら6着だった。

先週の未勝利戦はこのレースの再戦という形だったが、2着だったリトスが勝利、3着ブッシュガーデンが2着、4着コラリンは未出走で、5着スマイルアップが4着だったが、ここには出走せずに間を開けて函館の開幕週となった。

コンパクトな馬体ではあるのだが、ちょっと頼りない感じに見えるパドックだったので、少しでも間が開くのはいいのかも?

イスラボニータ×カシシ/ジャングルポケットのノーザンF生産馬。

イスラボニータ産駒はJRAでは9頭出走して2着が最高で、初勝利が待たれるところ。

ぶつけられてもすぐに跳ね返して前に行ける根性はなかなかだと思うので、スムーズに走れば最後にもうひと頑張りできるかも?

 

2番ハッピーバレー……前走は6月20日札幌5R芝1200m(稍重)で10番人気7着。勝ち馬はグランアプロウソ。

よっこいしょという感じでゲートを出てほぼひとかたまりの集団の後方からのレース。4コーナーは内ラチ沿いをロスなく回って直線もグイグイと伸びては来たがというレースだった。

まだちょっとゆるさを感じるパドックだったし、もう少しすっとゲートを出ていい位置につけられればの期待はあったりする。でも泉谷騎手はうまく乗ってたと思うけどね。

泉谷騎手から秋山稔樹騎手に乗り替わり初騎乗。

アジアエクスプレス×ハッピーパレード/ネオユニヴァースのノーザンF生産馬。半兄にニューポート、タイムマシンがいてともに手塚厩舎の管理馬だったりもする。母の半姉にはブリガドーンもいるが、マコトキンギンもいる。マコトキンギンはちょっと気になる馬だったんだよね。カンケーないけど。

 

3番コスモツカサ……前走は6月19日札幌5R芝1200mで2番人気6着。勝ち馬はポメランチェ。

道中は内ラチ沿いの3列目を走っていたが、前にいたフリートオブフット(3着)に迫るも並ぶところまで行かずの6着。3着馬からは1/2、アタマ、3/4ではあるが。全姉に函館1200mで新馬、函館2歳Sを連勝したクリスマスがいる。札幌芝1200mでデビューして3-2着だった半姉イシス(福島芝1200mで勝ち上がり)の仔にオシリスブレインがいて、この仔もバゴ産駒だったりする。バゴの代表産駒は間違いなくクロノジェネシスだろうが、意外に短距離でも走っていたりするのね。

コスモツカサはパドックはスタスタ歩いていたので、もっとさっと前に行くかと期待したが、そうでもなかったな。

丹内騎手の聖俗騎乗。新馬戦から函館調教。

 

4番ナムラリコリス……前走は6月19日札幌5R芝1200mで8番人気2着。勝ち馬はポメランチェ。

外枠だったがすっと前に出て行って、3-4番手の外という位置でレースを進め、4コーナーでグインと前に上がって行ったが直線でポメランチェには及ばず突き放されて4馬身差の2着だった。

この馬もパドックではグイグイと歩いていたし、外枠だけど前に行って強い泉谷騎手とも合っていたかも。今回も継続騎乗。

前走後のコメントは「4コーナーからはしっかり反応してくれましたが、今日は勝ち馬が強かったです」(競馬寺実況web)ってことで、今回は人気でも?

 

5番カルネアサーダ……前走は6月26日札幌5R芝1200mで7番人気2着。勝ち馬はキングエルメス。

1番枠からすっと先頭に立ち、すぐ外に勝ったキングエルメスという並びで直線まで進み、直線で楽な感じでキングエルメスには交わされたが踏ん張っての2着。

ドレフォン×ハラペーニョペッパー/ゼンノロブロイという血統の社台F生産馬、母は芝で3線して勝ち上がれずダート替わりで勝ち上がった。ドレフォンだしダートでもとは思うけど、この馬はちょっと細いなという印象だったので、芝でスピードを生かしたほうがいいのかも?

小沢大仁騎手の継続騎乗で連闘ですね。

 

6番シュシュエラブル……前走は6月19日東京5R芝1600m(稍重)で15番人気10着。勝ち馬はアライバル。

1番枠からのスタートで道中は内ラチ沿いの前から4頭目、全体としては3番目と後方から、馬群は一団となって進み内を開けての直線で徐々に外に進路を求めるも、進路があるような無いようなではあったものの突き抜けるようにも思えずというレースだった。

エピファネイア×アグネスメープル/アグネスタキオンという血統で、半兄に大井でデビューして現在JRA所属のヒイロメープル、母の半姉にアグネスラズベリがいる。

距離短縮の1200mで斤量50キロの永島まなみ騎手に乗り替わり初騎乗。変わり身はあるのか?

 

7番ロングセラーアスク……前走は6月19日札幌5R芝1200mで7番人気10着。勝ち馬はポメランチェ。

ゲートをゆっくり出て後方からのレースで、今回は回ってきただけという感じ。

かなりコンパクトで、後ろももうちょいに見えたし、行き脚つかずにそのままだったということなんだうけど。

モーリス×ベストセラーアスク/キングカメハメハという血統。母ベストセラーアスクは5月の未勝利戦でデビューして12-2-4-1着と4戦目で勝ち上がり、その後馬券になった時は10-10-11-8-5番人気で1-3-3-3-1着という穴馬。未勝利勝ちは浜中騎手だったが、後の2勝は荻野琢真騎手、3着時も1回は柴田未崎騎手だが2回は荻野騎手。もっとも荻野騎手はこの馬に27回騎乗しているんですけどね。500万下勝ちは初騎乗から5戦目なんですけど、その後馬券になった時はなぜか、荻野騎手から他の騎手に1戦乗り替わりまた戻って3戦目に馬券になっているのです。

ということで(?)荻野琢真騎手の継続騎乗。何戦目に狙えばいいのかな??

 

8番ユメコイ……前走は6月19日札幌5R芝1200mで9番人気11着。勝ち馬はポメランチェ。

道中は内ラチ沿いの3頭目で全体では6番手くらいを走っていたが、直線では前に進んでいかないような感じで後退して結局11着のブービーだった。

栗毛のコンパクトな馬だからかもしれないが、パドックでは可愛いなって思った馬で、まだこれからって印象だった。

ドリームジャーニー×コイクレナイ/タイキシャトルで全兄にフリームーヴメント、スズノムサシ。

成長待ちのような気がするけど、どうなのだろうか?

 

9番ニシノタマユラ……前走は6月19日札幌5R芝1200mで5番人気8着。勝ち馬はポメランチェ。

ゲートをすっと出て、ポメランチェを前に見ながら2番手でレースを進めたが、徐々に徐々に位置が下がって行ってしまって8着でゴールした、

リーチザクラウン×ニシノステディー/グランディラという血統で全兄にニシノストーム、ニシノアジャストがいる。単なるイメージではあるが、ニシノの馬はローカルなら新潟や福島、小倉で走っているイメージが強い気がする。あくまでもイメージ的にで調べたわけではないけれど、北海道は出走自体も多くないように思うのは気のせいか。

パドックではスタスタと歩いていてスタートも速かったし、あとはもう一踏ん張り、二踏ん張りができるかでしょうか?

黛騎手の継続騎乗。

 

10番フォーネリー……前走は6月26日札幌1R芝1200mで5番人気7着。勝ち馬はリトス。ということで今回は3戦目。

元気はありそうだったが、前走よりー6キロで380キロ。中1週で連闘。

今回は前走から3キロ減となる小林凌大騎手に乗り替わり初騎乗。そこは良いとは思うのだが、さらに馬体が減っているようだと心配ですね。

 

ということで人気でも4番ナムラリコリスが中心か。

3番コスモツカサは思ったより人気が無いな、変わり身があるとすれば2番ハッピーバレーか9番ニシノタマユラかな。でもカタいかなというレースですね。

 

続いて小倉1R芝1200mは、7頭立て。前走6月13日の中京芝1200m組の再戦っぽいメンバーとなりました。

 

1番アマノカイザー……前走は6月6日中京5R芝1400mで11番人気8着。勝ち馬はブレスレスリー。

ゲートを出て先頭に立ったコウユーキレカの後ろに行こうとしたところで前に入られて狭くなり、それが原因かは不明も後ろからの競馬に。直線はジリジリ伸びるも気がついたら外の方を走っていたし、まぁなんかちょっと不本意な感じの新馬戦だったかもしれない。ちょっとのしのしというかドスドスした歩き方にも見えたので、初戦からって感じもしなかったのだが。

ディープブリランテ×マナエヴァ/クロフネという血統。

森裕太朗騎手から松本騎手に乗り替わり初騎乗。距離短縮と前走から3キロ減で前進あるか?

 

2番タイガークリスエス……前走は6月6日中京5R芝1400mで12番人気11着。勝ち馬はブレスレスリー。

道中はブレスレスリーの後ろ内ラチ沿いの2番手でレースを進め、直線で同馬は外目に進路を取ったが、この馬は最内を通って全然伸びませんでしたという結果。

内を通ったからなのか、距離なのか、それとも坂がってことなのだが、今回は開幕週で距離短縮の1200mで坂もない小倉コースに出走。

ラブリーデイ×コフィーチャン/シンボリクリスエスという血統なのだが、ラブリーデイ産駒は意外にも短い距離で勝ってたりするので、条件代わりが吉となるのか?

幸騎手の継続騎乗。

 

3番インプロバイザー……前走は6月13日中京5R芝1200mで2番人気2着。勝ち馬はメリトクラシー。

スタートイマイチだったが外から力強く伸びてクビ、アタマ差を制して2着。母リトルゲルダは北九州記念の勝ち馬だし、スタート決めてフワフワしなければ当然勝ち負けしても?

松若騎手の継続騎乗。

 

4番トーホウラビアン……前走は6月13日中京5R芝1200mで8番人気5着。勝ち馬はメリトクラシー。

逃げたメリトクラシーの後ろでレースを進め、メリトクラシーとダグザの間から抜け出しを図るものの叶わずの4着だった。

トーホウジャッカル×ダンシングクイーン/ジャイアンツコーズウェイ、半姉にクリノプレミアム。

まだゆるくて急くような歩き方に見えたし、変わる余地はあるだろうが、1200mの馬なのだろうか?

富田騎手の継続騎乗。

 

5番フェブサンカラ……前走は6月13日中京5R芝1200mで7番人気6着。勝ち馬はメリトクラシー。

ちょっと伸び上がるようによいしょとゲートを出て集団の後方から、内ラチ沿いを走って直線で外目に出すルショコラの後ろをついていくように外目に出して後ろからちょっと伸びずという感じだった。

パドックでは一番後ろをトコトコと歩狭目に歩いていた。

カレンブラックヒル×フェブノヘア/ヨハネスブルグで半兄にフェブキラナ。

川村厩舎は新馬戦に続いてトーホウラビアンと2頭出し。

酒井騎手の継続騎乗。

 

6番ルショコラ……前走は6月13日中京5R芝1200mで3番人気4着。勝ち馬はメリトクラシー。

ダッシュがつかない感じもあったが、道中はダグザの後ろでレースを進めて直線でその外に出し、外から来たインプロバイザーと3頭で2着争いになるも、クビ、アタマ差で4着。

なんとなくモタモタした感じがあったのは新馬戦だからと考えてば、2走目の上積みは大きいはず。

スクリーンヒーロー×マイネショコラーデ/ロージズインメイ、全兄にマイネルグリッド。

母の母のコスモヴァレンチも全兄で同厩舎のマイネルグリッドも小倉2歳Sの勝者な上にマイネルグリッドの鞍上は国分優作騎手だった。

ルショコラも新馬戦から国分優作騎手の継続騎乗。

ただマイネルグリッドはCWでも調教してたけど、この馬は坂路だけだったりするし……まぁそれはキャリアの違いだろうけど、いつも火曜日が最終追いだったりするのが不思議。そこは厩舎の方針なのか。

 

7番ジューンピンクマン…………前走は6月13日中京5R芝1200mで6番人気9着。勝ち馬はメリトクラシー。

序盤はルショコラの外でレースを進めていたが、4コーナーでずるずる下がって幸騎手のムチにも応えずに離れた最下位でゴール。

トーセンジョーダン×ディパッション/ダイワメジャー、半兄にバーンパッション、母のいとこにダイシンバルカン、ダイシンイナリ。母は白老F生産馬。

なんだか急くような感じに見える歩き方だったが、ガーッと行って失速した新馬戦だった。で今回は初ブリンカー。行ききってしまえば違うのだろうか?

幸騎手から荻野究騎手に乗り替わり初騎乗。

 

こっちも人気馬で決まりそうだが、色々条件が変わる1番アマノカイザー、2番タイガークリスエス、7番ジューンピンクマンがどういったレースをするだろうか。でもって5番フェブサンカラの変わり身がないかなと期待したりもしています。

ってことで小倉は人気薄が突っ込んでこないかなと軽く期待しているのですが、どうでしょうか?