荒れる七夕賞で記録達成!? 勝つのは福永騎手、それとも内田騎手? それとも!? | ウマブロbyアミュレット

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サマー2000シリーズの開幕戦、荒れる重賞七夕賞。

過去10年、馬券になったのは下記。

2009年は1-4-2番人気、馬番は14-8-13番、57-53-56キロ

2010年は11-6-1番人気、馬番は8-7-9番、52-54-55キロ

2011年は7-2-4番人気、馬番は15-10-2番、52-55-55キロ

2012年は14-1-7番人気、馬番は6-5-7番、55-57-55キロ

2013年は1-7-14番人気、馬番は4-10-2番、57-58-55キロ

2014年は5-10-1番人気、馬番は2-4-7番、56-55-58キロ

2015年は2-8-16番人気、馬番は11-12-7番、57-56-52キロ

2016年は3-5-11番人気、馬番は8-4-12番、57-58-53キロ

2017年は1-5-7番人気、馬番は8-11-12番、57-57-53キロ

2018年は11-4-12番人気、馬番は4-5-8番、54-55-50キロ

 

トップハンデが58キロで2頭の場合は、どっちかが馬券になる。

トップハンデが58キロで1頭の場合は、ダコールが2着。

トップハンデが57.5キロ以下の場合は、その馬は馬券になっていない。57キロで勝ち負けしている馬はTHでは無い。ハンデが刻まれて.5の馬は馬券になっていない。

なぜか8番の馬が馬券になることが多い。

上位人気馬と人気薄の組み合わせが多い。

 

2018年の七夕賞の予想を書いたときに穴っぽい馬として……

1600万下を勝ち上がった後、重賞では低迷気味で前走から斤量減、福島実績もないために人気薄の馬だったりする。あとはダートで勝ってる馬やダート風味のある馬にも要注意か? ってなことを書いてましたわ。

 

今回は現在のところ稍重馬場で、過去稍重で行われた時は……2012年はアスカクリチャンが14番人気で勝利、2着に1番人気のトーセンラー、3着に7番人気のミキノバンジョーで大波乱。5着までがハナ、1/2、ハナ、クビ差での決着。

さらに遡ると2004年にチアズブライトリーが勝った時で、この時は10頭立てで8着までがクビ、クビ、ハナ、クビ、1/2、クビ、クビ差。8-9-5番人気での決着で馬連から万馬券。

 

今年もゴール前で大接戦となるのか??

ということで出走各馬の気になるところを……。

 

1番エンジニア……54キロ(同斤)。前走はメイSで6番人気7着。

キレるタイプではなく、本質的に東京向きとは思えないんだけど、なぜか東京で多く走って勝ち負けしている馬。というか左回りばかり走っているので、久々の右回りがどうかだけど、スパッとというよりはぬわーんと伸びる感じは福島に合いそうで、馬場が渋るのもラッキー。

福島で走るのは初。津村騎手に乗り替わり初騎乗。

やっぱり右回りはダメでしたということがなければの穴候補。

 

2番アウトライアーズ……54キロ(同斤)。前走は新潟大賞典で15番人気14着。

昨年は新潟大賞典から7月7日の福島芝2000m・松島特別(1000万下)に出走し、2番人気で1着。

この時は田辺騎手で、3-4コーナーで外をまくって直線入って横並び先頭から抜け出して勝利した。福島は2戦して2-7番人気で1-4着。4着は福島民報杯で丸田騎手。

福島適性は騎手か馬か迷うところはあるが……前走は昨年の覇者丸田騎手だったが怪我のため休養中で、今回は野中騎手に乗り替わり初騎乗。

野中騎手は確かに穴騎手っぽいが、田辺騎手や丸田騎手の方が信頼できる穴騎手(ってのは変だが)で、GⅢで福島芝2000mで馬券になりそうかというと結構微妙だし、野中騎手にまくれっていうのもどうかって感じも。

それでもここまで人気がないなら狙ってみたくもなるが。

 

3番ロシュフォール……55キロ(同斤)。前走は新潟大賞典で1番人気3着。いかにもキレる馬で、福島でというイメージは無い。でもそう言って切ると馬券圏内には来られてしまいそうなタイプだったりはする。けど、稍重だし、福島初だし、過去7戦中6戦で外国人騎手で馬券になっていて、初出走ってことはあったけど内田騎手で6着だったのが唯一馬券圏外だったりする。関係ないけど半兄のテオドールは外国人騎手か元地方競馬の騎手でしか馬券になってない。

前の争いが激しくなればやっぱり後ろから差してくる馬だろうってことで、オッズも割れてるし嫌うこともないかも?

三浦騎手に乗り替わり初騎乗。

 

4番ソールインパクト……54キロ(同斤)。前走は目黒記念で9番人気3着。惜しいんだけど、馬券になるかならないかのところを行ったり来たりしている感じの馬。

2017年の七夕賞は7番人気で3着。今回はその時の鞍上、大野騎手に戻る。福永騎手がタニノフランケルに騎乗するからだと思うけど、少なくとも福島と考えれば、こっちの方が適性は高そうにも思えるのだが?

 

5番ストロングタイタン……57キロ(同斤)。前走は中山金杯で10番人気15着。で、この馬は大野騎手方戸崎騎手に乗り替わり。過去騎乗時は東京芝2000m(重馬場のオクトーバーS・OP)で2番人気2着。

戸崎騎手といえば、昨年は1番人気で4着だったが、2016-17年のこのレースを連勝。2016年のアルバートドックはG1R、2017年のゼーヴィントはシルクRの馬だった。(ちなみに去年のサーブルオールはキャロットF)で、今回はシルクR。

イメージ的に水色に赤い水玉の勝負服で一番勝ってるように思える騎手だったりする。

福島は初。中山はもともと走らないしってことはあるのだが、だからと言って福島で走るかなぁ?

戸崎騎手次第って感じで、稍重ってのはラッキー。

 

6番マルターズアポジー……57キロ(同斤)。今回も逃げるのだろうが、メンバー的に楽に逃げられるとも思えず、2番手に行きそうな馬たちが放っておいてくれればまさかのってこともあるけど……それは望み薄だろうし。

武士沢騎手の継続騎乗。

 

7番カフェブリッツ……54キロ(2キロ減)。前走は日経賞で8番人気10着。

ダートで勝ち上がってきたが、芝替わりの逆瀬川S(阪神芝1800m)で1600万下を勝ち上がった。

ダート風味の馬が穴のレースでもあるし、マンハッタンカフェ産駒に蛯名騎手ってところもなんだか悪くないし、池江厩舎2頭出しの人気の無い方でもある。

ってことで、とっても穴っぽい。

 

8番タニノフランケル……55キロ(1キロ減)。前走は鳴尾記念で3番人気8着。福永騎手に乗り替わりで過去騎乗時は1-2-3番人気で1-3-4着。

マルターズアポジーがぶっ飛ばしていくのを、ブラックスピネルと一緒に前はいないことにしようって感じで離れて2番手ってレースになるのだろうか?

どちらにしても速いペースで逃げて残るというタイプではなさそうで、負けるときはあっさり負けちゃうよねって感じの馬。

福永騎手のJRA重賞全場制覇がかかるが、どうだろうか?

 

9番ロードヴァンドール……55キロ(同斤)。前走は天皇賞(春)で7番人気12着。福島実績はラジオNIKKEI賞で4番人気9着。ここのところ長めの距離を走ってるので、2000mがどうかというところかもしれないが、好位でしぶとく脚を伸ばしてくれませんかねというところ。

横山典弘騎手の継続騎乗だが、思った以上に人気が無い。

内から伸びるかどうかは微妙な馬場だと思うけど、前が残るようならチャンスはありそう?

 

10番ベルキャニオン……55キロ(1キロ減)。前走はメイS(東京芝1800m・OP)で3番人気12着。レーン騎手でも12着ってこともあるのか、現在ビリ人気の8歳馬。

でもその前のキャピタルSは7番人気で3着、ムーア騎手だけど。

このキレない感じの負け方が、なんか福島とか合いそうなんですけど。でもって丸山騎手も人気が無いので気楽に乗れるのではなかろうか。

ってことで大穴。

 

11番ゴールドサーベラス……54キロ(2キロ減)。前走は谷川岳S(新潟芝1600m)で11番人気4着。

2走前は福島民報杯で12番人気8着でこのときは54キロ。

距離延長時より短縮時の方が走るイメージで、今回は距離延長。

前走に続いて藤田菜七子騎手で、そこは合っているのかもしれないのだが、福島が合っているかは疑問。

 

12番ミッキースワロー……57.5(1.5キロ増)。前走はエプソムCで2番人気10着。後方ママで終了だった。

馬場が渋るとダメなのか、それとも理由は別にあるのかわからないが、稍重と不良では人気よりも着順が下。

横山典弘騎手から菊沢騎手に乗り替わりだが、ロードヴァンドールは昆厩舎の馬だから優先したのだろうし、もともと菊沢騎手が乗っていた馬で過去騎乗時は5-1-1-5-3着。福島芝2000mはひめさゆり賞で1着、1800mはいわき特別で3着でもある。

ただやっぱり馬場状態が不安で、追い込んでこれるかは?

 

13番ウインテンダネス……56キロ(同斤)。前走は目黒記念で8番人気6着。昨年は目黒記念を9番人気で勝利したが、当時は勢いもあり斤量も軽かった。

福島芝2000mは過去2回走って2勝。未勝利と500万下ではあるが、7-4番人気でのもの。柴田大知騎手に乗り替わりで、過去騎乗時は9-8-6-5-3番人気で7-3-2-7-9着。

それでも昨日は同じ2000mの松島特別をマイネルキラメキで勝利。あちらはステイゴールド産駒で産駒で、こちらはカンパニー産駒ってことはあるが、福島は走るということはないだろうか?

 

14番ブラックスピネル……57キロ(1キロ増)。前走は鳴尾記念で5番人気2着。

スローで逃げれば粘れるがというタイプだけに、マルターズアポジーは見ないふりしてタニノフランケルと仲良くスローで2番手ってわけにいくのかどうなのか。

福島実績はラジオNIKKEI賞でゼーヴィントの0.3秒差5着。このときは出遅れて外から伸びるも届かなかった。

石橋脩騎手に乗り替わり初騎乗。

 

15番クレッシェンドラヴ……55キロ(1キロ増)。前走は福島民報杯で2番人気2着。前が引っ張る流れで、後方にいた馬たちが外から伸びて上位に来たレースで、こういう流れになれば当然有力だろう。

後ろからでなければ競馬ができないタイプでもなく、なんだかんだでステイゴールド産駒で産駒は福島で馬券になってるイメージもあるし、内田騎手は人気薄のアスカクリチャンで勝利、11番人気のオリオンザジャパンで3着ってのもあるのだが、何故か上位人気では馬券になってない。

ただこの馬では1-1-2-4-1-3-1-2着と抜群の相性なので、今回は大丈夫か?

ここで勝てば内田騎手はJRA通算重賞50勝達成となる。

 

16番クリノヤマトノオー……55キロ(同斤)。前走は新潟大賞典で8番人気6着。どうもここのところ外枠で後ろからというレースが多く(落鉄もあったらしい)ちょっと消化不良な感じなのに、またまた大外枠とは……。

もう少し内ならこの馬からと思ったんだけど、ちょっと悩むところだったりする。

それでもスムーズに走れれば&馬場が渋ってるのはプラスと考えて、勝ち負けを期待したい。

和田騎手の継続騎乗。

 

ということで、ここは16番クリノヤマトノオーに期待。

相手は15番クレッシェンドラヴ、5番ストロングタイタンが中心も

1番エンジニア、2番アウトライアーズ、4番ソールインパクト、7番カフェブリッツ、10番ベルキャニオン、13番ウインテンダネスの穴馬たちが絡むことを期待。

馬連とワイドと3連複で

16番クリノヤマトノオーを1列め

2列めに15番クレッシェンドラヴ、5番ストロングタイタン

3列めに+1番エンジニア、2番アウトライアーズ、4番ソールインパクト、7番カフェブリッツ、10番ベルキャニオン、13番ウインテンダネスというところ。

 

オッズも割れているので、

15番クレッシェンドラヴ、5番ストロングタイタンから3列めの馬にワイドを買うか

あるいは3列めの馬が2頭来ることを期待してワイドBOXを買うか悩み中。

ペースがイマイチ読めないので、

9番ロードヴァンドールの単複と16番クリノヤマトノオーの単複も買うか考え中。

 

ロシュフォールとミッキースワローが来たら諦めて、あくまでも荒れることを期待したいです。どうでしょうか?