こんにちわ。ちっちょりーなです。
今日は、寝てばかりいました。
さて、今日もBL小説のレビューを書きます。
※一部18禁な内容になりますので、ご注意を!
第4回目は…水原とほるさんの『夜夜の月』
ラヴァーズ文庫
イラスト:町田九里さん
オススメ度:★★★
糖度:★
エロ:★★★★
ストーリー性:★★★★
純愛度:★★★
絵を愛せない画商×絵しか愛せない画家の
切ない恋愛。
絵を愛せない画商は、暗い過去と苦しみを抱えています。
そんな攻めを救い出すのが、なんともまぁ~控え目で控え目で可哀そうな受けです。
事の発端は、美大を中退した受けを
愛人契約を結んで画家として育てるというところから始まっています。
エロシーンも暗め。
結構手をあげたり、酷いことします。
ただ、受けがホント控えめで辛抱強いので
たまーに見せる甘さにこっちまでドキドキすること間違えなし!?
GOODセリフ
「俺はベットの中では気が短い。覚えておけ」
ひどいことしながらこんなこと言うんです。
受けの心情がかなり細かく描写されているので、なかなかに切ない展開なのです。
あとから考えると、攻めのこともそこまで嫌いになれませんが、この時
「ひどいことしないで~~」って気分になりました。
GOODシチュエーション
アトリエ
関係性はアトリエで育まれます。
最後の時は、本当に幸せそうで、よかったです。
攻めはどんなに病んでようと甘い男だろうと攻めなので
クライマックスも結構なSっぷりを発揮していますが
甘さがあったのが良いですね。
意外受けも芯が強いのでそこらへんも表現されていて
関係性の変化がとってもよくわかってよかったです。
ちょっと病んでる2人も
結構いいですね。
では、また。
ちっちょりーな。