前作『ミンナのウタ』を心霊好きの息子と映画館で観てからどのくらい時がたったのか。
『ゴジラ・−one』を観てからしばらく映画館へ行ってなかったが『あのコはだぁれ』にまたサナが出るということで息子が観たがり連れて行ってと言うので気乗りしないまま今日の午後TOHOシネマズで観てきた。
気乗りしなかったのは私は怖がりだからホラー映画を大画面、大音響で観るのは苦手なのだ。
大昔に『サスペリア』を観たのが…
『あのコはだぁれ』とは関係ない話だが『ゴジラ−one』で思い出した。イギリスに居た頃私はONEを「オネ」と読んでしまいイギリス人から同情されたことがある。どうでも良い話だが
今日は慌ただしくて朝食も昼食も摂れず映画館に到着。コーラとホットドッグを買って入る
予告編の流れる中ササッと食べて
いよいよ映画が始まった。
意外だったのは夏休みだからかローティーンのグループが何組か入っていた。みんな楽しそう。
一応ネタバレです✨
映画序盤は若者向けの学園ドラマみたいで乗れず後悔したが、そこを乗り越えてサナのママが登場すればもう大丈夫
もう前作同様、私の中ではサナママがピカイチ主役ですよ。本当によくぞこの役者さんを選んでくれたと震えながらも歓喜です。
サナの家の描写で今回解ったことは、サナはお祖母ちゃんを殺している。そのことをママは知っておりサイコ娘を恐れているがパパは
「いつも仕事ばかりで何にも知らない」のだ。
寝たきり老人の介護、妊娠中で娘は普通じゃない、ママは大変。
妊娠中のママはサナがお祖母ちゃんにしたように赤ん坊に何かするのではと怖い
だからサナがコードを引っ張ってと頼んできたとき呑気に意味も分からず引っ張る父親と違って確実に娘を殺る気で引っ張っていた。
なるほどね
それはママもノイローゼになるだろうな
サナは完全にイカれてるもの
でも親に愛されたい気持ちはあったのだろう、両親には危害を加えていないし
今回はそんなに怖くはないが禍々しい嫌な雰囲気は前作より強くて私は面白かった
何回も台詞を繰り返すところも捻じれた感じで気持ち悪くて好き
ママとサナの拗れた空気がわかる
ラストに関しては私はハッピーエンドにして欲しかったな
あの生徒を守ろうとした勇気ある先生が可哀想すぎる
心霊好きの息子は「全然怖くなかった」と物足りなそう
観てすぐの感想はこんな感じ